津波が来た時の対処方法

この記事の目次

  1. 津波の恐怖 東日本大震災で亡くなった方のほとんどは津波が原因
  2. 津波の特徴
  3. 津波警報について
  4. 津波発生時に身を守る方法
  5. まとめ

津波の恐怖
東日本大震災で亡くなった方のほとんどは津波が原因

皆さまは、津波の恐怖をご存知でしょうか。
津波は、一瞬で大量の人の命を奪ってしまう恐ろしい災害です。

東日本大震災の津波の映像はこちら。1分からご覧ください。

日本大震災では、1万1108人もの人が命を失いました。
亡くなった方の死因について、警視庁が検査したところ、
その92.5%の死因は、「溺死」によるものだったという検視結果が出ました。

つまり、東日本大震災で亡くなった方のほとんどが「津波が原因」で亡くなってしまったのです。

出典:日本経済新聞

津波の特徴

「津波が来る前には、必ず引き潮が来る」は本当?

「津波が来る前には、必ず引き潮が来る」という言い伝えがありますが、実際は全てに当てはまる訳ではありません。

過去東日本大震災では、「津波が来る前には必ず引き潮が来る」と信じていた事によって、1600人を超える死者・行方不明者を出してしまう悲惨な出来事が起きてしまいました。

実際には、津波は引き潮で始まるものと、いきなり襲ってくるものの二通りがあるという事を覚えておいてください。

津波のスピードってどのくらい?

津波のスピードは、水深5000mの海域では時速800kmというジェット機級の速さで伝わります。 そこから陸に近ずくとだんだん速度は落ちますが、陸地に達した時点でも時速36km程度と車くらいのスピードになるなので、津波を見てからでは、例えオリンピック選手でも逃げきることはできません。

このため、津波を見る前に逃げましょう。

出典:「地震調査研究推進本部」加筆修正

また、津波は川など低いところを目指して押し寄せる、V字型の湾の奥などでは高くなりやすいなど、地形による特徴があることも知っておきましょう。”より遠く”ではなく、”より高い”ところを目指して逃げることが大切です。

津波警報について

気象庁では、地震の発生に伴って津波による災害の発生が予想される場合、

津波の高さに応じて「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」を発表しています。
気象庁では、地震発生後およそ3分間で、地震の規模や位置を推定し、全国を66区域に分けた津波予報区に対して、津波警報・注意報の第1報を発表します。

マグニチュード8を超えるような巨大地震の場合、地震の規模を正確に把握するまでに時間がかかる為、第1報では予想される津波の高さを大津波警報のときは「巨大」、津波警報のときは「高い」という簡潔な言葉で発表します。

出典:政府広報オンライン

高さを「巨大」「高い」で発表した場合でも、その後正確な地震の規模が分かった時点(地震発生からおよそ15分ほど)で、予想される津波の高さを5段階数値で改めて発表します。
「巨大な津波」または「高い津波」という表現で、大津波警報や津波警報が発表された場合は、東日本大震災のような巨大津波が襲って来る可能性がある非常事態です。非常に危険なので、直ちに逃げましょう。

津波発生時に命を守る方法

津波が来る可能性が少しでもあるならすぐに避難!

津波で亡くなる方のほとんどは、早くに避難しておけば助かった命が多いです。

東日本大震災で津波で亡くなった方の中で、多額のおカネを持ち運ぼうとしていた事により、避難を遅らて亡くなってしまった方も多かったといいます。

津波警報が鳴る・もしくは津波が来る可能性あると感じた場合は、なるべく早く、そしてなるべく高いところに避難しましょう。

日海岸沿いでは揺れの大きさに関係なく、常に最大級の津波が来ることを想定し、すぐに避難をしましょう。避難した方が良いのかどうか悩む時間はありません。

車などを使わず、徒歩で避難する

津波の際、車で避難するのは危険です。
地震発生時は、「車を使って遠くに避難しよう」と考える人が多く、渋滞に巻き込まれてしまう可能性が非常に高くなります。

渋滞に巻き込まれてしまうと、津波を待つことしかできなくなります。
また、その場で車を乗り捨てると、周りの人が進めなくなり、それによって周りの命まで奪ってしまいます。絶対に避けましょう。

ただし足が不自由で歩けないお年寄りや、負傷してしまって歩けない人がいる場合は、車で避難するしかありませんので、その場合は車を使いましょう。

歩いて避難できる人が車を使わず避難する事で、車で避難する人の渋滞を減らす事ができ、自分の命もそして負傷して車でしか避難ができない人の命も助かります。
自分の命を守る為にも、他人の命を守る為にも、なるべく車を使わず避難しましょう。

警報が解除されるまで戻らない

津波には第一波だけではなく、第二波第三波も来ることが予想されます。

また第一波が一番大きいというわけではなく、第二波や第三波の方が津波の規模が大きい場合もあります。

第一波が到達したから自宅に戻って大丈夫
第一波が小さかったから自宅に戻って大丈夫
というわけではありません。

東北大震災では、大船渡港に到達した津波の第一波が20mだったにも関わらず、その後9m以上の津波が襲っています。

大津波警報・津波警報が解除されてから、自宅に戻りましょう。

まとめ

津波から身を守る為に一番重要な事は、とりあえずなるべく早く高いところに避難する事です。

そして、津波が来ないだろうと楽観的に考えるのではなく、少しでも危険な可能性があるなら、すぐに対処をしましょう。

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