最終更新日:2022/09/03 (公開日:2020/02/08)
いざという時に役立つ!災害時のTwitter活用方法
ソーシャルメディアのひとつとして、たくさんの人や団体で利用されているTwitter。
実はこのTwitterも災害時は重要なアイテム。
今回は防災や災害時に役立つTwitterの使い方のポイントをご紹介します!
自治体アカウントをフォローしておく
現在、多くの自治体でTwitterアカウントが開設されています。どこにいても自治体発信の情報を受信できるのがTwitterの強み。
9月1日にはTwitterを使用した避難訓練が多くの自治体で行われました。
#防災の日ツイート訓練 – Curated tweets by TwitterLifeline
このように各自治体単位で細かな情報を発信をしています。お住まい自治体や会社や学校のある自治体など、自分に関係のある自治体のアカウントはぜひフォローしましょう!
「@TwitterLifeline」では地域ごとの災害時に役立つアカウントが一覧になっているので、こちらをリストごとフォローするのがおすすめです!
また、減災インフォさんの全国一覧も見やすいです!
https://www.gensaiinfo.com/gov/
Twitterアラートの受信登録しておく
【訓練】訓練、平成26年10月18日午前6時、東京地方を中心とした震度6強の地震が発生しました。みなさん、身の安全を図り、落ち着いて避難して下さい。(訓練ですのでお間違いのないようにお願いいたします。) #東京消防庁 #alert
— 東京消防庁 (@Tokyo_Fire_D) 2014, 10月 18
Tweet内にある赤いアイコンは「Twitterアラート」のマーク。
Twitterアラートは信頼度の高い団体のみが使える緊急情報発信サービスです。
アラートの受信登録をすることでユーザーはスマートフォンにプッシュ通知で情報が届きます。Twitterアラートを有効にすることで、他のツイートと区別することができて、大きな災害が起きても、信頼性の高い情報を見逃さないようにできるのです。
まだ参加している団体は一部ですが、いざというときのためにワンクリックを!
参加団体はこちら
地域にかかわらないところですと、以下などがあります
▽tenki.jp
https://twitter.com/tenkijp/alerts
▽tenkijp_jishin
https://twitter.com/tenkijp_jishin/alerts
設定方法
1)Twitterの専用サイトから、お住まいの地域の機関のTwitterアカウントを選択!
2)左下の「アラートを受信する」をクリック!
\これで完了!/
Twitterアラートは受信設定をしたユーザーのスマホに直接配信されるほか、タイムライン中でもひと目で分かるようにデザインいて、Twitterのモバイルアプリでも確実に把握できるようになっています。
災害時に役に立つアカウントをリスト化しておく
自治体以外にも、国の防災機関、公共交通機関、報道機関など、災害時に役立つアカウントが多くあります。
災害時は、さまざまな情報が飛び交います。特に発災直後で、情報が混乱しているときは、公的機関など信頼できるアカウントからの情報を確認するようにしましょう。リスト化しておくことで、このように災害に関する情報を一覧で観ることができます。
国や官庁、メディアなど、お住まいの地域関係なく防災に役立つアカウントを防災ガールTwitterではリストにしています!
リストをフォローなどするなどでしてご利用ください★
https://twitter.com/bosai_girl/lists/list
自分が災害に遭ったときは
緊急の場合の救助要請は、まずは消防署や警察への音声通話をおすすめします。
しかし、万が一のときに備えて、Twitterでの緊急救助のポイントも覚えておきましょう!
そのとき気をつけたいのがこちら
Twitterで緊急救助を求める場合には、#救助 ハッシュタグとともに要請内容、写真、住所または位置情報など、具体的かつ正確な情報をつけましょう。救助が完了したら、報告ツイートするとともに、救助要請ツイートを削除してください。 pic.twitter.com/X8rZLBDyfD
— Twitter Lifeline (@TwitterLifeline) 2015年9月11日
災害時には残念ながらデマなど、情報が玉石混交して混乱状態に。そのため、救助をもとめるときは情報の正確性を高めるために次のような情報も添付してくださいね。
1) #◯◯市災害 などわかりやすいハッシュタグをつける
2) 場所が特定できるような写真を添付する
3) 携帯端末とTwitterアプリの位置情報を有効にする
4) 要請内容を具体的かつ簡潔に書く
(※防犯、プライバシーポリシー保護の観点から、通常は位置データは付加せず必要に応じて使用するようにしてください)
身の危険がなく余裕のあるときは、身の回りでおきていることを上記の要領で伝えていくことで、自治体や被災地外の人にむけて、足りない支援をもとめていくことができます。そのときは、特に正確な情報・リアルタイムの情報が求められます。出来るだけ「簡潔に分かりやすく」、「ハッシュタグをつかって」発信することでより伝わりやすくなります。
すぐに情報や写真を投稿できるのが、ソーシャルメディアのメリット。
みなさんのお住まいの自治体でもTwitterを活用した防災訓練をしているかもしれません!
新しいカタチの防災訓練。 いざという時、慌ててしまわないように、この機会にチェックしてみるのもおすすめですよ。
おすすめ記事
▽災害時のソーシャルメディアを使用する時の注意点! (助け合いジャパン) → http://tasukeaijapan.jp/?page_id=22541
Written by :No.030|筒木 愛美