最終更新日:2022/09/03 (公開日:2020/02/01)
防災ポーチ|防災士の私が持ち歩く、いざというときの防災グッズ
こんにちは、防災ガールのカネコです。
災害っていつどこで起きるかわからないもの…。
だからこそ、 いざというときの備えは、自宅に食料や水をどっさり置くだけではNG。長い時間を過ごすところ、例えば会社や学校のロッカー、車のトランクにも用意しておきたいですよね。
そして、電車や徒歩などで移動中に万が一のことが起きたときのために、防災アイテムを持ち歩いておけばもっと安心だと思いませんか? 今回は防災士の私がバッグに入れているアイテムを紹介します。
「モバイルバッテリー」は、もはや日常アイテムかも?
iPhone SEユーザーの私。防災速報、ラジオ、帰宅支援マップなど、いろいろなアプリをたくさん入れて備えているので、きっと避難や情報収集するときに役立つはず。
そのほかにも、スマートフォンにはライトなどの頼もしい機能もついているので、電池切れで文鎮化しないようにモバイルバッテリーを用意しています。
パソコンやタブレットを外で使う方は、日常生活でもモバイルバッテリーが役立つのではないでしょうか。 災害時にも使えるこのようなアイテムが、暮らしの中でどんどん増えるといいですよね。ガラケータイプの携帯電話をお持ちの方も、充電用のアイテムを用意しておきましょう。
「帰宅支援対応のマップ」は、当たり前だけどオフラインで使えて見やすい
スマートフォンにはさまざまな地図アプリがあります。でも帰宅や避難の道中に使い続けると、バッテリーがどんどん減ってしまいます。モバイルバッテリーを持っていたとしても、大切に使いたいですよね。
オフラインで使える、大きくて見やすい「帰宅支援対応のマップ」を用意しておくと安心です!
私は取材でいろいろなところに行くうえ、立派な方向音痴です。初めての街でも帰宅や避難がスムーズにできるように備えています。
もし道に迷ったとしても、帰宅支援対応のマップを広げて道を尋ねたほうがわかりやすいのでは、と思っています。
「防災ポーチ」は、かさばらないのに便利!
リップクリームや鏡など、細々としたものをポーチに入れて持ち歩いている人は多いかと思います。実はポーチにまとめて入れられるサイズの小物類にも、万が一のときに使えそうなアイテムがたくさんあるんです!
いずれもそれほど厚みがないものなので、コンパクトなサイズを選べば全然かさばりません。私は財布にも入れています。
ポーチに入れているもの
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 絆創膏
- マルチツール
- ホイッスル
- 常備薬
- 懐中電灯
- 電池
財布に入れているもの
- 「犬がいます」カード
- 身分証明書
ポーチの小物は全部まとめて 315g。これだけでも災害時のちょっとした備えになります。その他にハンドクリームや日焼け止めなどの日用品も入れていますが、それでもポーチに余裕があるくらい。
懐中電灯はスマートフォンのライトで代用できそうですが、私はバッテリー温存のために持ち歩いています。
財布には自宅で愛犬が留守番していることを伝えるカードを入れています。私に万が一のことがあった場合でも、愛犬が救助される確率を1%でも上げられれば、と願いを込めています。
今回紹介したモバイルバッテリー、帰宅支援対応のマップ、ポーチは、小さいバッグにまとめています。仕事用や遊び用にメインのバッグを変えるときも、小さいバッグを入れ替えるだけ。出かけるときも安心です。
しかし、小さいバッグに入らない財布を忘れてしまったことが……。キーケースにもお金を入れていますが、財布がないと心細いものです。それに「犬がいます」カードも入れているわけですから!
財布も入るちょうどいいバッグを探して、必要なものを全部まとめておきたいと思います。これが早急に達成するべき今年の目標です!
※(2017.02.14追記)法的に適切な情報をお伝えするため、万能ナイフの表記をマルチツールに変更しました。私が持っているマルチツールは、10年以上前に購入した刃物を取り除いてあるものです。