最終更新日:2023/11/30 (公開日:2022/11/17)
【保存版】停電時にあってよかったもの&停電対策グッズ9選!!
「停電に備えたいけど、モバイルバッテリーがあれば大丈夫かな。」
「ネットで検索したけど、結局何が必要かがわからない」
「停電した時のイメージがつかない」
この記事は、そんな不安や悩みを抱えているあなたへ向けて書いています。
実際に台風や地震によって停電の被害を被った方々の実体験から、停電対策グッズ選びのポイントや家庭で行える停電対策を交えてまとめています。
あなたのもしもに、ちゃんと役に立つ防災グッズを準備する一助となれば幸いです。
目次
そもそも停電とは?
停電の主な原因は、自然災害や事故
停電の原因は様々ですが、基本的には電線や電柱などの送電設備の損傷が主な理由です。
ここでは、主に雷と地震が関係するケースをご説明します。
雷が関係する場合は、雷が電線などに落ちて、電線・変圧器等の電気を送るための設備が損傷することが原因です。
地震が関係する場合は、地面に埋めてあるケーブルが揺れや液状化などによって損傷することが原因であることが多いです。
2021年2月に起きた最大震度6強の福島県沖地震では、関東でも停電が起きました。
この地震は以下の理由で停電しました。
地震が起こったのは、2月13日23時8分のこと。その直後、火力発電所6ヶ所が、設備の安全確保のため緊急停止しました。
みなさんもご存じのように、エレベーターや工場の機械などには、揺れを感じると安全をはかるため自動的に停止する機能がついています。火力発電所にも、同じ機能がついています。
これは、地震などの大きな揺れが生じた時には、発電所を停止させなければ、タービンなどの設備が傷つき、復旧に長期間かかるおそれがあるためです。
(中略)
こうして、地震直後に複数の発電所が同時に停止したことで、電気の供給力が大幅に減少。その減少した供給力は、合計約650万kWになりました。これが、東京エリアで停電が起こる発端となりました。
引用:経済産業省威厳エネルギー庁>スペシャルコンテンツ>2月13日、なぜ東京エリアで停電が起こったのか?~震源地からはなれたエリアが停電したワケ|スペシャルコンテンツ
停電復旧のしくみ
停電を復旧させるためには、まず、変電所に近いエリアから順番に電気を流し、停電原因のあるエリアを絞り込んでいきます。
次に、問題のあるエリアに当社社員が緊急出動し、最終的には電柱を一本一本調査して異常のある場所を特定します。
そして、設備の修理や接触物の除去を行い、すべての停電を復旧することができます。
引用:東京電力ホールディングス>停電復旧のしくみと停電理由
つまり、現状把握を行い、原因究明をして、対処します。
停電が起きた場合の家庭での対処方法は、本記事下部でご説明します。
停電時に困ったことまとめ&体験者エピソード
停電時に困ったこと
停電になると、真っ暗闇になるだけでなく、ほとんどの家電製品が使えなくなります。最近はオール電化のご自宅も増えていますが、停電すると家での過ごし方に大きな影響を与えます。季節や時間帯にもよりますが、停電が発生して「実際に困った」という声が多い項目は次の通りです。
- 冷暖房が使えない
- 照明が使えない
- 調理器具が使えない
- 携帯が充電できない
- トイレが使えない
- お湯が出ない
- オートロックだから鍵が開かない
- テレビが見られない
- 調理不要で食べられる食品が少ない
これから、停電対策グッズを備える方は、上記の状況に対応できることも含めて、備えるといいでしょう。
停電時に困った体験談
ここからは実際に停電時に困ったという体験談をまとめてみました。状況によって実際にどのようなことに困るのか確認してみましょう。
・連絡手段の確保
引用:内閣府>地震は期末試験中 延期の電話通じずLINEで伝言 先生がスクラム組んで対応
・正しい情報の取得方法
娘は東京で、ネット情報に翻弄されたみたいで、「こんな噂が出ているけど大丈夫?」とLINEも来ました。どんな噂だったのかというと、「すごく大きな地震で壊滅的」、「北海道全部が…」などの噂で、こちらから「『北海道全部』は、電気が消えただけ」というやり取りをした記憶があります。
やはり情報に翻弄されるというのは、娘も可哀そうだし、言われた私も、「そんな情報が出ているの?」と思ってしまいました。こういうことにしっかりしている地元の知り合いでも、LINEで「拡散お願いします」というライフラインの不確かな情報を、思わず家族に話してしまった、ということも聞きました。情報の信憑性をどういったところで判断するのか、すごく大切だなと感じました。
今、FMラジオにも携わっているので、次に災害が起きた時、有珠山の噴火が起きた時には、現地からきちんとした情報を、間違えのない情報を伝えていきたいと考えています。
(50代 女性 ガイド)
引用:内閣府>ネット情報に翻弄される 情報の信憑性をどう判断するのか
・食料品の保存方法
地震前の台風21号で、住んでいるところがしばらく停電になっていました。漁師をしている当時の彼氏(今の夫)からもらったホタテなどの魚介を冷凍していたので、長い停電で「ヤバイな」と思っていました。その停電が復旧したところで地震でした。
(中略)
海のそばに行くと電波を拾える場所があり、そこにみんなが集まってスマホを使っていました。発電機を持っている漁師さんの家は、何軒か明かりが付いていて、“いいなあ、あそこ発電機があるんだ”と思っていました。
冷凍庫はなるべく開けないようにしていたので、カチカチに凍っていたものは何とかなるかなと思っていましたが、アイスは溶けていました。台風の後、地震でまた停電になり、本当に腹が立ちました。
(40代 女性 観光協会職員)
引用:内閣府>台風と地震で長引く停電 どうしよう冷凍庫 身近な困りごとで数日
・電源の確保
電気が通らないと水が出ないことは分かっていたので、前日から寸胴鍋などに大量の水をためてありました。朝食は、それを使ってできる範囲で提供しました。
地震が9月だったから良かったものの、冬の時期だと寒さ対策には対応できないので、これから考えていかなければと気づかされました。
(30代 男性 宿泊施設支配人)
引用:内閣府 >前日の台風でフロントに顧客データが印刷済み 厨房のお鍋に水も準備
・信号停止下における自動車の運転
うちは翌日の朝には電気がつきましたが、洞爺湖温泉も、道路1本挟んで、電気がついた、つかないがありました。すぐそこがついたから、うちもそろそろかなと思っても、なかなかこちらがつかないということは随分あったと聞きました。胆振東部地震を経験して、電気の線の区画があることに、改めて気づかされました
50代 女性 ガイド
引用:内閣府>停電で信号止まり、ビクビク運転 噴火の避難用トンネルには明かり
・近隣住人とのコミュニケーション
老夫婦で、スマホも使い慣れてなくて、情報を持っておられませんでした。うちの向かいなのに、もっと早く声をかけてあげれば良かったと後悔しました
40代 女性 ガイド
引用:内閣府 >早く声をかければ良かった移住体験中の愛知からの老夫婦
停電時対策グッズ9選
ランタン/懐中電灯
停電が起こると、窓からの明かりなどを除くと部屋の中は基本的には真っ暗です。
そのため、部屋全体を照らすグッズが必要です。
懐中電灯でも、明かりの確保はできますが、ランタンの方が部屋全体を照らすことに適しています。
懐中電灯は、自分が照らしたいところをピンポイントで照らすことに適しています。
ランタンと懐中電灯どちらかがあればいいというわけではなく、うまく使い分けをするといいでしょう。
停電時自動点灯ライト
停電直後、ランタンや懐中電灯を手に取るまでは、真っ暗です。
ランタンなどの光源を確保するまでに、怪我をするリスクが考えられます。
そのため、停電が起こると自動で点灯する停電時自動点灯ライトが活躍します。
停電時自動点灯ライトは、足元の安全確保や、手に持つことができる商品もあるため、ランタンなど非常灯を点灯するまで助けになります。
食料/水
基本的には、調理不要で開封したらすぐに食べられる商品がベターでしょう。
例えば、缶詰パンや野菜ジュース、ゼリータイプの商品です。
飲み物も、水だけでなくお茶やスポーツ飲料、ジュースなど個々人によって欲しい飲み物は異なるでしょう。
また、長期の停電の場合は飲料水とは別に生活用水も備えておくと役に立つでしょう。
カセットコンロ/ガスボンベ
東日本大震災や北海道胆振東部地震などのように、停電が長期化する場合もあります。
そんな時に、調理不要の非常食ばかりでは、飽きたり、栄養の偏りが出るでしょう。
だからこそ、ガスコンロとボンベがあれば一気に食べられるものの幅が広がります。
また、冬など寒い時期や地域では、暖かい食べ物を食べることが防寒対策にもなります。
モバイルバッテリー
主にスマートフォンの充電用です。
事前にオフラインでも使用できるラジオやマップアプリをダウンロードしておけば、スマートフォン1つで3役も4役もこなせます。
また、モバイルバッテリーの充電方法が複数ある商品が望ましいです。ACアダプターだけでなく、ソーラー充電や乾電池タイプ、手回し式など豊富にあります。
充電方法 |
メリット |
デメリット |
ACアダプター |
充電スピードが圧倒的に速い |
コンセントや充電セットがなければ充電できない。 |
太陽光(ソーラー) |
日光が出ていればいつでもどこでも充電ができる |
・日光がなければ充電ができない。 ・製品や日光の状況によっては充電ができない場合がある。 |
乾電池 |
乾電池さえあれば、充電ができる。 |
・乾電池の分重いしかさばる。 ・ゴミが出る。 |
手回し |
手回しだけで充電できるため、いつでもどこでも充電可能。 |
・労力が必要。 ・充電スピードが遅い。 |
また、長期の停電の場合はポータブル電源があると、役に立つでしょう。
最近では、電気自動車の電気を使用することもできるため、停電対策という備えの意味でも電気自動車は使用できます。
防寒グッズ
防寒グッズと言っても様々な種類があります。ここでは、主に3つのカテゴリーに分けます。
- 衣類系
例)毛布、ジャケット、ヒートテック、
- 外部から熱を発生させる系
例)カイロ、携帯型ヒーター、乾電池式ガスストーブ、石油ストーブ
- 内部から熱を発生させる系
例)暖かいスープ、唐辛子/しょうが、ビタミンE/B1/Cが豊富な食材、アルコール
熱中症対策グッズ
防寒グッズと同じく、カテゴリーに分けます。
単純に暑さ対策というよりかは、熱中症対策という意味合いが大きいです。
- 身につけるもの
例)ネッククーラー、携帯型扇風機、冷却スプレー
- 保冷グッズ
例)クーラーボックス、保冷剤、瞬間冷却パック
- その他
例)スポーツドリンク、スポーツドリンクの粉、塩飴
衛生用品
家庭によってはトイレやお風呂が使えなくなる場合もあるため、携帯トイレや体拭きシート、水入らずのシャンプーなどあるといいでしょう。
現金(小銭含む)
停電が起こると、キャッシュレス決済が機能しない場合もあります。
そう言った場合に備えて、現金を所持しておく必要があります。
停電後に、お金を下ろそうとATMへ向かっても停電のため使えないこともあります。
また、お札だけでなく小銭として準備しておくことも注意が必要です。
家庭でできる停電対策のポイント
家庭で停電が起きた場合の対処法
1.自分の家だけが停電しているのか、近隣の住宅も停電しているのかを確認する。
2.自宅の電気が一部分が消えているのか、全体が消えているのかを確認する。
3.お住まいの地域の電力会社などのHPで停電情報を確認する。
上記3点が基本的な流れになります。
- 自宅だけが停電している場合
まずは、ブレーカーの状況を確認しましょう。
特に、一部分だけが停電している場合は、ブレーカーが下りている可能性が高いです。
そのため、ブレーカーを上げるだけで復旧する可能性が高いでしょう。
ブレーカーが切れている場合の確認手順は下記の図を参考にしてください。
- 自宅だけでなく、近隣の住宅も停電している場合
この場合は、自宅の外部に原因がある可能性が考えられます。
本記事冒頭でご説明した、自然災害や事故による送電設備が損傷している可能性が高いです。
まずは、お住まいの地域の電力会社などの、停電情報を確認しましょう。
また、通電火災に備えて、電化製品のコンセントを抜いておく方がいいでしょう。
停電情報はこちらのリンクをご確認ください。日本全国の停電情報
停電時の注意点
- 照明の代わりに蝋燭を使用したり、電力確保に発電機を使用したりする際には、一酸化炭素中毒になる危険性があるため、換気をしっかり行い気をつけて使用してください。*ストーブなども同様です。
- 発電機は必ず屋外で使用してください。
- マンションやアパートなど自動ドアが機能しなくなったり、防犯設備も使えなくなったりしている場合もあります。
- 停電時に、外出する場合は、ブレーカーを切ったり、コンセントを抜いたりしてください。
- 切れた電線や倒れている電柱の付近には、感電の恐れがあるため絶対に近寄らないでください。
- 最近、太陽光パネルを設置している家庭が増えていますが、電線などと同様に感電の恐れがあるためむやみに近づかないでください。
家庭でできる停電対策
基本的には、2つになります。
- ランタンや懐中電灯などの防災グッズの準備。
- 停電した時の対処方法を確認しておくこと。
詳しくは、下記画像を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、「停電時にあってよかったもの9選!経験者談&家庭の停電対策あり」についてご紹介しました。
これで、ご家庭でおこなる停電対策の問題も解決することができます。
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大学時代に災害救援系NPOに在籍し、多数の災害救援活動を経験。卒業後は防災のベンチャー企業でECサイト/オウンドメディアの運用を請け負う。被災地での災害救援活動を行なったり、居住地の防災対策コミュニティに参加し、日々防災と向き合っている。
地震の3日前から地震の日までは、前期期末考査の期間でした。地震の影響で臨時休校として、テストの一部を翌週に延期を決めましたが、変更の連絡を回すのに、連絡網は電話でしたので苦労しました。電話が通じない家の生徒には、友だち同士のLINEで連絡先を知っている他の生徒に伝言を頼みました。
(中略)
学校では、電話連絡網しかなかったことを反省し、地震後にメール配信サービスを使った連絡体制を作ることにしました。
(30代 女性 高等学校教員)