最終更新日:2022/09/02 (公開日:2020/08/03)
停電対策!防災用にJackeryのポータブル電源を試してみた
停電が発生するのは地震のような大きな災害だけではありません。
近年増加している豪雨による停電や落雷による停電など、停電はいつ発生するかわかりません。
今回はそんな停電が発生したときのための防災対策と、停電時に活用できるアイテムJackery(ジャクリ)をご紹介します!
目次
停電発生時の被害は明かりだけではない
停電対策でよく聞くのは懐中電灯などの明かりの対策ですが、これ以外にも電気がないことによって困る場合を予測しておく必要があります。
停電が起こる原因
停電とは、「発電所からの送電が何らかの要因で止まり、使えなくなること」をいいます。
この要因は先に述べた災害だけではありません。
停電の要因
- 落雷
- 雪害
- 台風、暴風雨
- 地震
- 鳥の巣
- 電柱の損傷
- 電柱付近の火災
どれも予測が出来るものではありませんね。
停電が発生してしまった場合、どこで問題が発生しているかを確認して1本ずつ電柱を確認して確認作業を行って復旧にあたります。
故障の範囲が広くなってしまったらその分電気が復旧するのに時間がかかってしまいます。
停電による日常被害
停電が長期続いてしまった時、困ることって意外と知られていません。
ここで停電による家庭への被害を確認しておきましょう。
電化製品が使えない
停電といって1番に思いつくのがこの被害です。
電気はもちろんのこと、冷蔵庫・電子レンジといった電化製品も使えなくなります。
電気の対策のために懐中電灯を用意している家庭は多いかと思いますが、冷蔵庫の中身をどうするか対策はしていますか?
もし停電した季節が夏だった場合、冷蔵庫の中身は捨てることになってしまいます…
保存食より先に冷蔵庫の中身を食べるようにしましょう。
冷房や暖房も使えないので暑さ対策や寒さ対策も必要になってきます。
停電時に活躍するポータブル電源の活用方法
停電が発生したときにあると助かるのがポータブル電源です。
ポータブル電源とは
ポータブル電源とは軽量化された大容量バッテリーのことで、持ち運びのできるコンセントといったイメージをしてもらえるとわかりやすいのではないでしょうか。
災害時はもちろん大活躍ですが、電源の無いアウトドアのときにも活用するため1台家庭にあると便利な商品です。
ポータブル電源の特徴は、家電への給電もできる点です。
電源以外にもソーラーチャージャーで充電できるタイプもあるので、長期間停電してしまった場合にも安心です。
ポータブル電源のメリットデメリット
ポータブル電源のメリットは「様々な家電に対応できるという点」です。
対応できる家電はテレビ・ライト・扇風機・電気毛布など種類にもよりますが多岐にわたります。
使用したい家電に使えるかどうかは購入時に確認するポイントです。
コンパクトな充電機能を持っているものでいうとモバイルバッテリーがありますが、モバイルバッテリーは対応している電化製品にしか使用できません。
デメリットはサイズが大きく重さもあるということです。
普段からアウトドアに出かけたりする方にとってはよく使用するアイテムになりますが、普段使わない場合はモバイルバッテリーのようにコンパクトではないので大きいと感じてしまうかもしれません。
もちろん、それだけ充電できる回数は多いので1台あれば安心です
また、容量や出力端子を確認しておかないといざとなった時に使えないなんてことにもなりかねないので使い方や機能は事前にチェックしておく必要があります。
モバイルバッテリーのようにシンプルな機能だけではないので、購入する際にはよく確認して購入しましょう。
ポータブル電源使用時の注意点
ポータブル電源はモバイルバッテリーと同じように気温の高いところに置いておくと熱を持ってしまいます。
危険ですので夏場の車内など熱がこもるようなところに置いておくことは避けるようにしましょう。
気になるポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」を使ってみた
災害時だけでなくアウトドアやドライブでも便利なポータブル電源、その使用感気になりませんか?
持ち運べるとはいえどのくらいのサイズなのか、重さは?と気になることがたくさんあったので実際に試してみました!
オレンジがおしゃれなポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」
今回試させていただいたのはポータブル電源のJackery(ジャクリ)です。
側面のオレンジが印象的な商品です。
Jackery(ジャクリ)さんでは4つのサイズが展開されていて、240・400・700・1000の4つのサイズから選んで購入できます。
製品モデル | Jackeryポータブル電源240 | Jackeryポータブル電源400 | Jackeryポータブル電源700 | Jackeryポータブル電源1000 |
容量 | 240Wh | 400Wh | 700Wh | 1002Wh |
サイズ | 23×13.5×16cm | 23×13.5×16cm | 29.97×19.29×19.15cm | 33.2×23.3×24.3cm |
特徴 | 持ち運びに便利なサイズ | アウトドアにおすすめのコンパクトサイズ | 口数が多く複数の電化製品を同時に使えるサイズ | 大容量タイプ |
サイズを比べてみたくて製品モデルの400と700を用意してみました。
左が400で右が700です。
並べてみると700はなかなか大きく感じますね。
大きさが分かりにくいので、500㎖のペットボトルと比べてみたのですが伝わりますかね…
サイズもそうなのですが、口数がちがうのも分かりますでしょうか?
良く使うのはUSBかと思うのですが400は2つ、700には3つついていますね。
家庭で防災対策として置いておくなら多いほうが安心ですね。
女性でも楽々持ち運べるサイズ感
せっかくなので外で使ってみよう!ということでJackeryをもって外に来てみました。
持っているのは700のほうですが、「おっも!!!」となることもなく「よいしょ」と持てちゃう重さです。
お子さんに持たせるには少し重いかもしれませんが、女性でも運べる重さなのは嬉しいですね。
試しに男性に持ってもらうと…あっ、軽々とポーズを決めてくれました。
男性の方にとっても持ち運びのしやすいサイズ感です。
この写真をみると400のコンパクト感がよくわかりますね。
Jackeryはデザインもスタイリッシュなので、キャンプやピクニックといったアウトドアもお洒落に演出してくれそうですね。
充電してみました
ではでは充電してみましょうか…
充電はコードをさしてスイッチを押せばすぐ使えました。
隣でPCのコンセントも刺さっていますが、問題なく同時に充電できています。
充電をしているときは残りの電気量が分かるようになっています。
急に切れてしまうと困りますし、停電してしまった時に全然ない!なんてことがないように確認しておけば安心ですね。
BBQだったらスマホを充電しながらライトも使えて音楽も流せちゃうんじゃないか…?
最高じゃん!!と思ってました、すでに大活用する気満々な私です。笑
ちなみにこのJackery(ジャクリ)がどれくらい使えるかというと、
- 400→スマホの充電42回分
- 700→スマホの充電68回分
これだけ使えます!
災害が起こって停電の期間が延びてしまってもこれだけ使えると思うとかなり安心感はありますね。
Jackery(ジャクリ)の上部分の持ち手部分は倒すことが出来るので上の部分に物を置いておくこともできます。
スマホの充電中な写真のようにおいておけると便利ですよね。
暑いときはミニファンなどを上に置いて風を流してもよさそうです!
家電にも使えるらしい
災害で停電しても家電がいつも通り使えるって凄くないですか?
停電を想定して、家電にも使ってみました!
分かりやすいものでライトを使ってみます。
おぉ、十分明るく光りますね。
問題なく停電時にも明かりが使えそうです。
サーキュレーターも使ってみます。
大丈夫かな?と思いつつライトと同時に使ってみましたが、全然使えました!
これで暑い夏でも涼しく過ごせるのは安心です。
避難所で過ごさないといけないとなったとしても、これを使えば快適に過ごせそうですね。現代人は電気に依存した生活をしている気がしているので、防災として非常に有用だと感じました。
持ち運びを考えると小さいものの方が良いかと考えていましたが、もしかしたら大きいものを購入するのもありかも?
防災製品等推奨品だった
調べてみるとこの使用してみた「Jackery(ジャクリ)」の700wは防災製品等推奨商品に登録されているんだそうで。
防災製品等推奨品は防災安全協会より「災害時に有効に活用できて役立つ防災製品」と認められた製品のみ登録できるものです。
そうですよね、めちゃくちゃ役に立ちそうですもの。
またこのポータブル電源を販売しているJackery(ジャクリ)さんは2012年にシリコンバレーで設立され、2015年に世界で初めてリチウムポータブル電源を開発した会社なんだそうです!
最先端の研究開発と製造の専門知識を積み重ねている会社の商品と聞くと、より信頼度が高まりますね。
商品はこちらから購入できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポータブル充電器は、長期停電が起こってしまった時はスマホの充電以外にも電化製品につかえて防災になります。
日常生活でもアウトドアのシーンには大活躍しそうです。
停電対策として一家に一台、なんて時代もすぐにやってくるんじゃないかなと感じました。
私は、Jackery片手に友人とアウトドアでもしたいと思います!!