最終更新日:2022/09/02 (公開日:2019/08/14)
ファミリー向け防災用品セットの選び方とおすすめ7製品を紹介
災害への備えとして、自宅に防災用品をそろえておきたい人も多くなりました。
防災用品は実際に避難する人の人数分用意しますが、一緒に避難する子どもの年齢も家庭によって異なります。
そのため、家族用の防災用品セットをそろえるためには、実際に避難する子どもに合わせた防災用品を用意しなければいけません。
大人分だけでなく、子どもの防災用品を用意するうえで、活用すると便利なのが子ども向け防災用品セットです。
とはいえ、子ども向け防災用品セットはいろいろな種類が出ているため、製品選びに迷う人も多いでしょう。
今回は、家族のために防災用品をそろえたいときや、子ども向け防災用品セットを選ぶうえで覚えておきたいポイントともに、おすすめ7製品をご紹介します。
家族分の災害への備えをしておきたい人も、ぜひ参考にしてください。
家族向けの防災用品セットを選ぶときのポイント
家族用に防災用品をそろえる場合、防災用品セットを購入する選択肢もあります。
家族用の防災用品セットを選ぶときに、防災用品セットを選ぶときに気を付けるポイントは以下の3つです。
- 子どもの年齢
- 子どもの性別や好み
- 防災リュックの有無
それぞれのポイントについて解説していきます。
家族向けの防災用品セットを選ぶときのポイントその1:子どもの年齢
実際に一緒に避難する子どもは、年齢によって必要なものも異なります。
さらに、自分で防災用品セットの取り扱いが管理できるかどうかも、年齢によってできることとできないことが変わってくるでしょう。
一緒に避難する子どもの年齢が、まずは防災用品セットを選ぶうえで重要なポイントになります。
例えば、子どもが赤ちゃん~未就園児くらいなら、まだ自分で防災用品の取り扱いができないことがほとんどです。
また保護者と一緒に行動するのが前提のためのため、子ども用の防災用品は用意しつつも、親の防災リュックの中に入れて親が一緒に運ぶスタイルになります。
また、授乳の有無、離乳食や幼児食の段階、おむつ外れの有無など年齢や成長段階によっても用意する防災用品は異なってくるでしょう。
幼稚園~小学生までの年齢の子どもと一緒に避難する場合は、子ども用として防災リュックを用意し、年齢に応じて使える子ども用の防災用品を入れておきましょう。
また、幼稚園~小学生の間は成長によって子どもの体型も変わりやすいため、同時に防災リュックは子どもの体型に合ったものや取り扱いやすいものを選びます。
中学生以上の子どもなら、子ども向け防災用品セットではなく大人用の防災用品セットを選んで問題ありません。
子どもとしてではなく、大人一人としてカウントし、必要な防災用品セットをそろえるようにしましょう。
家族向けの防災用品セットを選ぶときのポイントその2:子どもの性別や好み
防災用品を子ども用に準備する場合、避難などのさいには防災リュックに入れて持ち運ぶことになります。
その場合、子供の性別によってリュックの外見や色の好みが分かれ、非常時に好みに合わないと嫌がってしまい、スムーズに背負ってくれない場合があります。
男の子なら青、女の子なら赤やピンクのように性別、または本人の好みの色に応じた防災用品を入れる防災リュックを一緒に用意しておきましょう。
さらに、小学校中学年~の年齢の女の子は、生理が始まっていることがあります。
生理用品を入れるなど性別で必要なものが変わるのは、大人の防災用品をそろえるのと同じく気を付けておきたいポイントです。
家族向けの防災用品セットを選ぶときのポイントその3:防災リュックの有無
防災用品セットは、防災用品のみが入っている物もの、防災リュックがセットになっているものがあります。
すでに子どもが取り扱いに慣れている、さらに防災リュックとしても使用できる機能が備わっているものなら、防災リュックとして活用しても可能です。
その場合は、防災用品をひとつずつそろえていくか、防災用品のみがセットになっている製品を選ぶ方法もあります。
もしも子どもにぴったりの防災リュックがない場合や、反射テープや防水性など、機能性で子どもも使える防災リュックを選びたいときには、子ども用防災リュックがセットになっているものを選ぶのもおすすめです。
ただし、子どもの体型に合うものかと、サイズや重量は確認して購入するようにしましょう。
中学生から使える防災リュック付き防災用品セットおすすめ2選
中学生からは、大人と同じ防災グッズやリュックが取り扱いできるようになるため、一般的に発売されている防災用品セットも選択肢として入れられます。
家族全員備蓄にも役に立つ、大人用の防災用品セットのおすすめ製品を2つ紹介します。
中学生から使える防災リュック付き防災用品セットその1:LAPITA シェルター
35Lの容量がありながら、軽量仕様のため女性や中学生でも背負える防災リュックがセットになった製品です。
必要な防災用品も一通りそろっているセットのため、中学生以上の防災用品セットを家族分として用意しておきたいときにも選択肢に入ります。
リュックのカラーバリエーションも豊富にあるため、男性でも女性でも選びやすいのが特徴です。
中学生から使える防災リュック付き防災用品セットその2:MT-NET 防災セット 女性用 1人用
防災用品のなかでも、女性がそろえておきたいものを中心に選定されている防災用品セットです。
阪神大震災を体験した防災士が監修した防災用品のなかには、生理用品のほかミラーやくしなどの身だしなみセット、水のいらないドライシャンプーやかみそりなどのケア製品も入っています。
中学生以上の女性用の防災用品セットをそろえたいときにも選択肢に入ります。
大人と一緒に用意する場合の防災用品セットおすすめ2選
子どもが赤ちゃんや未就園児で、親の防災用品とまとめて用意する場合には、サブ的に使える防災バッグがセットになっているものや、子ども用の防災用品がまとめられているものを選ぶと便利です。
大人と子ども用をまとめて防災用品を用意するときにも向いている、おすすめの防災用品セットを2つ紹介します。
大人と一緒に用意する場合の防災用品セットおすすめその1:LAPITA ラピタトート
LAPITAから発売されている、機能性とデザイン性を兼ね備えた防災リュック「ラピタ」のトートバッグ型防災バッグと、防災用品がセットになっています。
デザインがトートになり、コンパクトになりつつもラピタの機能はそのまま継承。
高い防水性とデザイン性があり、リュックとしても背負えます。
防災リュックとしても、トートとしてサブバッグとしても使えるため、赤ちゃんや未就園児用のグッズを入れてサブバッグとして用意したいときにも便利です。
大人と一緒に用意する場合の防災用品セットおすすめその2:赤ちゃんのスマイルが続く防災キット
すでに必要なおむつやおしりふき、哺乳瓶などは用意してあっても「実はこれも必要だった」という防災用品もたくさんあります。
こちらは必需品のほかに、あるとより便利になる赤ちゃん向けの防災用品がトートバッグ型の防災バッグと一緒にセットになっています。
デザインがかわいいものも多いため、ギフトとしても喜ばれる一品です。
未就学児~小学生まで子ども向け防災用品セットおすすめ3選
自分でリュックを背負えて、ある程度の荷物が持ち運びできるようになる未就学児(3
歳ごろ)~小学生までなら、子ども向けとして発売されている防災用品セットを選ぶと備えに便利です。
子どもの体型に合わせて開発された防災リュックがついた、子ども向けの防災用品セットを紹介します。
未就学児~小学生まで子ども向けおすすめ防災用品セットその1:LAPITA シェルターキッズ
LAPITAのシェルターと同じ機能を持つ防災リュックで、子ども向けに開発された製品です。
子どもでも背負いやすい軽量性と負担が少なく背負えます。
さらに、子どもがひとりでも3日間生き延びられるための防災用品を厳選してセットになっています。
未就学児~小学生まで子ども向けおすすめ防災用品セットその2:防災防犯ダイレクト キッズ防災セット
デザイン性の高い大人用の防災リュックが、そのまま子どもサイズになった防災リュック付きの防災用品セットです。
大人用と同じく自立式、防水性の高さなどの機能性が備わっています。
こちらも子どもが取り扱いやすい防災用品を中心にセットになっているため、大人用と同じくいつでも取り出せる場所に子ども用の防災用品を置いておきたい人にも向いています。
未就学児~小学生まで子ども向けおすすめ防災用品セットその3:山善 防災グッズ10点セット 子供用
山善 防災グッズ10点セット 子供用
リーズナブルな価格で購入できる防災用品セットを幅広く展開している、山善製の子ども用防災用品セットです。
子ども用リュックに加えて、必要最低限の防災用品がセットになっています。
手にしやすい価格で、気軽に子ども用の防災用品をそろえておきたいときにもおすすめです。
防災用品セットを活用して親子や家族で備えよう
子どもがいて家族ぐるみで避難する場合は、各家庭で子どもの年齢や性別などを考慮して防災用品を用意しなければいけません。
まずは子どもの年齢や性別などで必要なものを書き出し、それに合った防災用品をそろえてきましょう。
防災用品セットは赤ちゃんや子ども向けの物も多く発売されています。
上手に活用して、家族や親子で災害への備えを今日から行いましょう。