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最終更新日:2023/11/21 (公開日:2019/05/02)

【防災グッズ】100均のススメ!!ヘルメットも…!?

近年大規模災害が頻発、さらに近い将来首都直下型や南海トラフなどの大きな震災が起きるとも予想されています。
これを受けて、「自分でも防災グッズを少しずつ用意したい」と考える人も多くなりました。

この記事を読むことがおすすめな方はこの悩みがある方です。

  • 防災グッズを買いたいが、できるだけ費用を抑えたい方
  • 防災グッズを備えたいが、何から買えばいいか悩んでいる方
  • 100均で買うメリットやデメリットを知りたい方

今回は、100均でそろえられる防災グッズに加えて、100均では購入できない用意しておくべき防災グッズを紹介します。

防災グッズに関する特集は以下の記事も含めてご覧ください。

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買える防災グッズ:持ち出し品

まずは防災リュックの中に入れる持ち出し品の中で、100均で購入できるものを紹介します。
防災リュックの中には、災害発生時~避難先までの一時避難時に持っていくものを入れます。

  • ウェットティッシュ(おしりふき)
  • 軍手
  • マスク
  • 簡易保温アルミシート
  • 電池類
  • モバイルバッテリー
  • 雨具
  • 簡易トイレ
  • ゴミ袋
  • ばんそうこう
  • 充電器

衛生品類

一時避難時、体をきれいにしたり、危険物から体を守ったりするもの、または万が一怪我をしてしまったときの手当ができるものが該当します。

ウェットティッシュ(おしりふき)、軍手、マスク、簡易保温アルミシート、雨具、簡易トイレ、ゴミ袋、ばんそうこうなどです。

消耗品類が多いため、100均でも購入できるものが多くなっています。

情報収集のバッテリー類

災害時、スマートフォンやラジオなどから正しい情報を手に入れるのも避難の上で重要です。
ただし、情報収集機器も電源やバッテリーがないと動きません。
電池やスマートフォンの充電器などは100均で購入できるものもあります。

買えない防災グッズ:持ち出し品

一時避難時、100均では購入できないがそろえておきたいものは以下の通りです。

  • 防災リュック本体
  • 携帯ラジオ
  • 非常食
  • ヘルメットか防災頭巾

防災リュック本体

一時避難時に防災グッズを入れる防災リュック本体は、適切な非難ができるものを選びましょう。
100均で売られているリュックは、耐久性や体の大きさに合うかなどの点で不安があります。
丈夫で実際に使う人の体型に合った大きさの防災リュックを購入しましょう。

ヘルメットや携帯ラジオなど高価なもの

100均は、基本的に100円で購入できるもののみを販売しています。
情報収集のために必要な携帯ラジオ、危険物から身を守るヘルメットや防災頭巾など高価なものは手に入りません。
これらは必ず購入して入れて置きましょう。

折りたたみ防災用ヘルメット オサメット(反射材付き) osamet ホワイト (大人用)

防災ヘルメットは折りたたみできるものを選ぶと、省スペースになります。

非常食や水

一部のレトルト食品や飲料水を取り扱っている100均ショップもありますが、一時避難時の非常食や水をすべて100均で集めるのは不可能です。
一時避難時の非常食や水は、あくまで避難先への2~3食分で問題ありませんが、ブロック型の携帯食料などが該当します。

非常食や水は、あらかじめ家族の人数分セットになっている物をまとめて購入するのもおすすめです。

買える防災グッズ:避難生活品

一時避難後、長期の避難生活やインフラ回復まで使う防災グッズで、100均でそろうものを紹介します。

  • 歯ブラシ
  • スリッパ
  • 耳栓
  • 紙皿やラップ
  • 懐中電灯
  • ライターやマッチなどの火器
  • 万能ナイフ

生活のためのもの

歯ブラシなど生活に必要な細かい消耗品は100均でそろえられます。
また、避難所生活になった場合にあると便利なスリッパや耳栓も取り扱っている100均も多く、こちらも購入できるでしょう。

食事を便利にするもの

避難生活は長期化する可能性があり、食事も火を通したものや缶詰などバリエーションが欲しくなります。
ライターやマッチなどの火器、使い捨て食器としての紙皿やラップ、万能ナイフなど、食事を便利にするためのグッズは100均で購入できます。

懐中電灯

ライフラインが回復していない時は、当然灯りがありません。
手元灯りとして使える懐中電灯も、簡易的なものなら100均で購入可能です。

買えない防災グッズ:避難生活品

100均では購入できないけれども、避難先などで使う防災グッズとしてそろえておきたいのは以下のものです。

  • 卓上コンロ
  • ランタン
  • 寝袋
  • エアーマット

衣食住で高価なものは100均以外でそろえておく

避難生活が長期化するにつれて、衣食住の上で必要なもの、かつ100円単位では購入できないものはメーカー製のものを購入するようにしましょう。
硬い床の上でも寝られるためのエアーマットや寝袋、調理のための卓上コンロなどが該当します。

LICLI 寝袋

寝袋は普段キャンプやアウトドアを行わない人でも取り扱いができるものを選ぶと良いです。

防災グッズを100均でそろえるメリット

防災グッズを100均でそろえると、以下3つのメリットがあります。

①コストをおさえられる

100均を防災グッズ購入で活用する第一のメリットが、コストを安くおさえられることです。

今は100均のものでもメーカー製品と遜色ないほどんお性能を持っているアイテムもあります。
また、100均ショップによっては取り扱いをしているグッズの幅が広いため、意外な防災グッズが低コストで手に入る可能性もあります。

②ローリングストックも可能

100均で購入できる防災グッズは、主に消耗品になります。
100均でいつでも購入できるものを防災グッズに活用すると、ローリングストックもしやすくなるのもメリットのひとつです。

家庭用として使いつつ、防災グッズとしても確保できるでしょう。

③防災のための備蓄が気軽にできる

100均で防災グッズをそろえていくと、気軽に災害のための準備や備蓄ができます。
最初高価なものからそろえようとすると、コストが気になってしまいなかなか防災グッズの準備や備蓄が進まない、ということもあります。

まずは気軽にそろえられる100均の防災グッズを活用すれば、防災のための準備や備蓄を始められる機会にもなります。

防災グッズを100均でそろえるデメリット

防災グッズを100均でそろえるデメリットを紹介します。

①買い忘れが発生する可能性がある

100均ショップは幅広い品ぞろえがありますので、ひとつの店舗で色々な防災グッズが購入できます。
ところが、中には100均ショップで取り扱っていない卓上コンロや非常食類などの防災グッズがあります。
結局100均ですべての防災グッズはそろえられないため、買い忘れが発生してしまうこともあるでしょう。

ざっくりと100均でそろえるもの、100均以外で購入するものに分けてそろえていけば、買い忘れも防げます。

②100円以上の質は求められない

100均ショップで取り扱っているアイテムは、豊富なジャンルがあります。
日用品としても使えるグッズも多くあるため、防災グッズも多岐にわたってひとつの店舗でそろえられ、コストも低くおさえられる魅力もあります。

ただし、コスト以上の質は期待しないようにしましょう。
例えば、100均でもスマートフォンの充電ケーブルや充電器を取り扱っています。
ただし、メーカー製やスマートフォン機種純正のものに比べれば当然質も落ちますし、耐久性も低くなっています。

充電ケーブルなどは、スマートフォンに準じた仕様のものを選びましょう。

中には100円以上のパフォーマンスを発揮できるアイテムもたくさんありますが、あくまで代用品の枠から出られません。
防災グッズなら、本来の目的で開発されて発売されているアイテムの方が当然100均のものよりも質が高くなっています。

特に、災害発生時や非常時は、自分や家族の命を守るために限られた範囲での防災グッズを活用しなければいけません。
品質を重視した方が当然災害時や非常時には生存率が上がりますので、100均でそろえられる防災グッズと、100均以外で購入すべき防災グッズを見極めて準備をしておきましょう。

100均で防災グッズを活用するポイント2つ

100均は上手に活用すれば、防災グッズをそろえる手段として有効です。
100均で防災グッズを購入する時に覚えておきたい、上手に活用するポイントを2つ紹介します。

①ベースは100均以外でそろえる

防災グッズは、非常事態に自分や家族の命を守るために活用します。
一時避難時に持ち出せるご防災グッズも、その後の避難先などで使う防災グッズも、限られたスペースや容量の中で確保しなければいけません。

防災リュックやヘルメット、防災頭巾などの必需品は必ずメーカー製や、防災グッズとして作られたものを選ぶようにしましょう。

防災目的のための機能や耐久性があったり、快適に長時間身に着けられるなどの工夫や機能が施されたりしています。
よって、必須となるベースのグッズはメーカー製や防災グッズ専用のを選び、100均のグッズは補助的な防災グッズ、またはメーカーなどは問わずにそろえられるものを活用すると便利です。

②消耗品やローリングストック品は100均でも問題ない

100均グッズは、コストが安く気軽に購入できるのが最大のメリットです。
よって、防災グッズの中でも特別な機能が必要ないものや、消耗品なら十分100均グッズを活用できます。

特に、消耗品やローリングストックできる物なら普段は家庭用として使い、必要に応じてすぐに100均で買い足すこともできます。

100均を上手に防災グッズの準備に活用しよう

100均ですべての防災グッズをそろえるのは難しいですが、防災グッズをそろえる過程では100均のアイテムも防災グッズとして十分に活用できます。

買い忘れやどんなものを揃えていいか分からない人は、まず初めは防災グッズのセットになっている物を購入し、必要に応じて100均アイテムを買い足していけば買い忘れの心配もありません。

気軽で低コスト、幅広いアイテムが手に入る100均を活用すれば、今日から防災グッズを準備するきっかけにもなるでしょう。

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