2019.05.02

防災リュックの大きさを選ぶポイントとは?大人子供、男性女性別で解説

written by admin

災害時避難のために防災グッズを入れて持ち出すのが、防災リュックです。
適切な大きさを選ばないと肝心の物が入らなかったり、逆に重すぎて避難の支障になったりしてしまいます。

そこで今回は、防災リュックの適切な大きさを大人や子供、男性と女性など使う人の状況別に解説します。
大きさとあわせて覚えておきたい上手な防災リュックの選び方のポイントも紹介していますので、迅速な非難につながる防災リュック探しに役立ててください。

防災リュックの大きさを選ぶ基本的なポイント

防災リュックの大きさを選ぶ上で、まずは基本的な選び方のポイントをおさえておきましょう。

  • 基本的にリュック型を選ぶ
  • 使う人の体重によって重量を決める
  • リュックの横幅は肩幅以下のものにする
  • 使う人の体型によって容量やサイズを決める
  • その他の付帯機能を重視する

リュック型を選ぶのが前提

まず、非常用持ち出し袋として使用するのは、リュック型を選ぶのが大前提です。
防災リュックは両手が空き、移動にも支障がでません

ショルダー型はコンパクトにまとめられる反面、前面にかばんが来てしまうため移動の妨げになったり、狭いところを通るさいに首に引っかかってしまったりする可能性もあります。

収納力のあるトート型も、両手を空けた状態で走れないため、迅速な避難ができません。

防災リュックの大きさは体重によって選ぶ

一時避難用の防災リュックの大きさは、色々な容量の製品が販売されています。
容量がたくさん入った方が良いと考えがちですが、基本的には自分の体重の20~30%以下の重量におさえるようにしましょう。

防災リュックは、あくまで一時避難(災害発生時→避難先)時の防災グッズを持ち運ぶために使うため、めいっぱい詰める必要はありません。

特に一時避難は後の生活よりも自分や家族の命を守ることが第一のため、逆に防災リュックが重くなると避難に支障が出てしまいます。

横幅は肩幅以下、使う人の体型によって大きさを決める

さらに、同じ体重でも男性と女性では体格差があります。
長時間の避難でも背負っていられる防災リュックを選ぶポイントは、自分の肩幅以下の横幅サイズを選ぶことです。
よって、同じ体重でも性差や体型によってリュックの容量やサイズを決めましょう。

容量やサイズだけでなく、使う人によって機能性でも選ぶ

最後に、防災リュックにはサイズや容量だけでなく、様々な機能を兼ね備えている製品もあります。
素材でも撥水性や防水加工が施されているもの、長時間背負っていても蒸れない背あてにメッシュ加工がされているもの、などです。

実際に防災リュックを使う人によってあると便利な機能も踏まえて、防災リュックを選ぶとより納得の製品選びにつながります。

防災リュックの中身やおすすめの防災リュックに関する記事はこちら

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【完全版】手作り防災リュックの中身

成人男性の防災リュックの大きさと選び方

成人男性の防災リュックの大きさと選び方のポイントは以下の通りです。

  • 40L以上のもの
  • 自分の体型に合ったもの
  • 機能も合わせて選ぶ

40L以上の大きさで自分の体型に合ったものを

成人男性用の防災リュックは40L以上で、一時避難用の防災グッズを入れて余裕が出る程度が良いです。
一時避難用のグッズを入れてもまだ余裕があれば、一時避難所から一時帰宅、さらに長期避難に入る場合でも自宅からの持ち出し品を入れられます。

また、防災リュック用として購入するリュックを、アウトドアブランドやメーカーで選びたい人も多いでしょう。
ところが、使用するアウトドアブランドやメーカーによって、同じサイズ表記でもフィット感やサイズ感が異なります。
サイズ表記だけでなく長時間背負ったままでも負担がかかりにくい、自分の体型に合ったものを選ぶとよいでしょう。

機能も合わせて選ぶ

家族とともに避難する成人男性の場合、特に体格の大きさや体力の高さから、多くの荷物を入れることも多いでしょう。
長時間重いリュックを背負う上でも、自分が快適に背負える機能性のついたリュックを選ぶのも重要なポイントになります。

例えば、汗をかきやすい人なら長時間リュックと背中が密着している状態に不快感を覚えるとがあります。
よって、通気性の高い素材や、メッシュ加工などの汗がこもらない構造になっているリュックを選ぶと、避難時もリュックの不快感を気にせず避難ができるようになります。

男性におすすめの大きさの防災リュック

ミレー リュック サースフェー 40+5 MIS0593

41~50Lサイズの男性用リュックです。
同じ体重でも微妙に変わる男性の体型に合わせて、背面長を調整できるのが魅力。長時間背負っても背中が蒸れにくい仕様になっています。

OSPREY(オスプレー) ケストレル48 OS50150

46Lと48L両方のサイズを展開しています。
レインカバー付き、物を背負ったまま取り出せる縦型ジッパーつき。こちらも背面を自分に合う位置に調整できます。

成人女性の防災リュックの大きさと選び方

成人女性の防災リュックの大きさと選び方のポイントを解説します

  • 30L以上、レディースを選ぶ
  • もしも赤ちゃんや小さい子供を抱っこする場合は、その分の体重も考慮
  • すぐに持ち出せるデザインにするのがポイント

子供や赤ちゃんの分はひいて考える

成人女性で子供がいる場合、背中には防災リュック、前には抱っこ紐で赤ちゃんや子供を抱っこして避難する人も多いでしょう。

基本的には自分の体重の20~30%以下の重さに防災リュックの重量をおさえるのが重要ですが、赤ちゃんや子供を抱っこして避難する場合、赤ちゃんと子供の体重をこの分から引かなければいけません

例えば、体重60kgの女性なら防災リュックだけなら12~18kg程度の重さまで持てることになります。
ところが1歳前後の10kgの子供を抱っこして避難するなら、わずか2~8kgしか背負えないことになります。

よって子供の分の体重を考慮して、防災リュックの大きさや重さを選ぶのがポイントになります。
革製品よりも、軽さを重視したナイロンやポリエステル素材の物を使うなど、防災リュックの容量だけでなく重量も考えるようにしましょう。

30L程度のレディース製品を選ぶ

防災グッズをできるだけ多く詰めたい、という考えから容量の大きさを重視しメンズを選ぼうとする人もいるでしょう。
ところが、男性と女性では体格差があるため、同じリュックでもフィット感やサイズ感にも差が出てしまいます。

容量が入るからと言ってメンズを選ぶと、長時間背負っての避難が難しくなってしまいますので、女性はレディースを選ぶのが重要です。

すぐ持ち出せるデザインを考えるのも重要

防災リュックは、一時避難用のために持ち出す防災グッズが入っているものです。

例えば、地震で家が倒壊しそうな時や津波や火砕流などが迫っている時には、すぐに防災リュックを背負って自宅から離れて避難しなけれなばいけません。

よって、いつ災害が発生してもすぐに持ち出せる場所に置いておくことが前提となります。
ところが、防災リュックのデザインなどが気になる人は、いわゆる「非常用持ち出し袋」などのリュックにしてしまうと、普段は人目につかないように押入れの奥などにしまい込んでしまうことがあります。

当然、災害時にはすぐに取り出せませんし、いざ避難する時に慌てて防災リュックを取り出している間にも危険は押し迫っています。

迅速に避難できるように、デザインが気になる人は人目についても問題ないデザインのリュックを防災リュックとしてを選んで、すぐに持ち出せる場所においておけるようにしましょう。

女性におすすめの大きさの防災リュック

ミレー バックパック クーラ 30(KULA 30) MIS0545

20~30Lの女性用にぴったりのリュックです。
シンプルな黒いデザインに加えて、口が開閉しやすい、長時間背負っても疲れない背面システムなど防災リュックとしても優秀な機能も備えています。

ミレー リュック UBIC 30 MIS1922

こちらも20~30Lの女性用リュック。
フロント、サイド、ウェストにジップポケット付きで細かい物も分別収納可能。レインカバーが付属しているので雨天時も安心です。

子供の防災リュックの大きさと選び方

子供の防災リュックの大きさと選び方のポイントは、以下の通りになります。

  • 身長によって決める。10~20Lが目安
  • 軽量、チェストベルト付きの物
  • 反射板やホイッスル付きだと便利

子供の身長を重視して決める

子供用の防災リュックは、10~20Lのものが基準となります。
大きさは、実際に背負う子供の肩幅によって負担が異なるため、慎重を重視して大きさを決めましょう。

軽量でチェストベルト付きのものなら長時間背負える

子供が防災リュックを長時間背負ってなおかつ非難をするのは、大人以上に体力が必要になります。
子供の防災リュックは、大きさはもちろん素材はナイロン素材などの軽量モデルを選ぶようにしましょう。
かつ、避難時に動いても肩ひもがずりおちないようにチェストベルト付きの物を選ぶと安心です。

子供が安全に避難できる機能がついていると良い

子供用のリュックの中には、反射板(リフレクター)やホイッスルがついている物もあります。
リフレクターは光に反射する素材ですので、夜間や停電時の避難でも子供の存在を周りに知らせられます。

また、万が一避難中に子供が道を踏み外してしまったり、穴に転落してしまったときでも、リフレクターがリュックについていればそれを元に引き上げることも可能です。

さらに、リュックの肩口部分にホイッスルがついているものなら、不審者が出た時やがれきなどの中に閉じ込められている場合でも、子供が大声を出さずに自分の存在を周りに知らせられます。

親と離れたときでも、ホイッスルを使えば大声を出さずに済むので、無駄な体力を消耗せずに済みます。
ホイッスルを防災グッズの中に用意しておくこともありませんので、省スペースにもなりますし、何より肩口についているためリュックを背負ったままで取り出して吹くことができます。

あると便利ですので、機能がついているものを選ぶのもポイントです。

子供におすすめの大きさの防災リュック

ザ・ノース・フェイス リュック キッズ スモールディ NMJ71653

アウトドアブランド「THE NORTH FACE」の定番子供用リュックです。
未就園児~小学生まで幅広く対応する11~20Lサイズ、すぐ外せるチェストベルトとリフレクターもついています。

実際に使う人に合わせた大きさや機能の防災リュックを選ぼう

防災リュックの大きさを踏まえた選び方についてご紹介しました。
一時避難に使用する防災リュックの大きさは、実際に使う人の体重や体型に合わせて選ぶのが重要です。

さらに、災害が起きた時にすぐに取り出せる、長時間でも無理なく背負える防災グッズを選ぶことも覚えておきましょう。
避難も迅速にできる防災リュックを選んで、日ごろの備えをしておくのが、災害への備えへの第一歩になります。