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最終更新日:2022/11/30 (公開日:2022/11/29)

【実体験】おすすめの台風対策グッズ!自宅&避難の準備のポイント

「毎年台風の被害がどこかしらであるけど、何をしたらいいのかわからない」

「実際、台風の時に避難するイメージがつきにくい」

この記事は、そんな不安や悩みを抱えているあなたへ向けて書いています。

実際に台風の被災地でのボランティア活動の経験などがある筆者が、台風対策グッズを役に立つシーン被災された方のエピソードを交えてまとめています。
あなたのもしもに、ちゃんと役に立つ台風に備える一助となれば幸いです。

台風対策グッズ22選

台風前に備えたい台風対策グッズを一覧でご紹介します。家族の構成や、周辺状況などと合わせて必要な台風対策グッズをご確認ください。

台風対策グッズ

どんな役に立つ

土のう袋

台風の影響で洪水が発生した場合、家などへの浸水を防ぐ時に使えます。

ブルーシート

雨漏れや飛来物による、窓や壁の破損などブルーシートで穴を簡易的に塞ぎます。また、簡易的に浸水を防ぐのにも使えます。

テープ類

ブルーシートの貼付に使用したり、破損した窓の補修に使用したりします。

吸水シート

一定量の水を吸い取ることができる、水漏れ対策のグッズです。

ガラス飛散防止フィルム

飛来物により窓が破損した場合、破片が飛び散ることを軽減します。窓の補強ではないため、割れにくくなるわけではありません。

防水仕様のバッグ

大雨が降る中避難を行う場合、防災グッズなど一時的な避難に必要なアイテムを持って避難する時に使用します。

動きやすい靴

避難する際に場所によっては、冠水している場所もあるため、防水仕様の靴が望ましいです。長靴だと水が上から入って来て歩けなくなるため注意が必要です。

調理不要の食糧

飲料水

一時的な避難の場合は、手軽に栄養補給ができるカロリーメイトやウイダーのようなゼリー飲料を入れておきましょう。

懐中電灯

避難の際や自宅での移動など、自分が照らしたい場所を一部部分で照らすことに適しています。

ランタン

懐中電灯とは違い、移動しながら使うというよりは、部屋全体を照らすことに適しています。

ヘッドライト

避難の際など、出来るだけ両手を空けておきたいが、明かりも欲しいというときに活躍します。

モバイルバッテリー

ライトや情報収集にも用いることができる万能なスマートフォンなどの電化製品の生命線であるバッテリーを充電できます。

商品によっては、手回しソーラー乾電池で充電できるため長期の停電や避難生活にも活躍します。

乾電池

電気や使用できない長期の避難生活の時など乾電池が使用できる電化製品を持っているともしもの時に活躍します。

ラジオ

テレビが映らない場合の貴重な情報収集ツールです。購入する場合は、特にワイドFM対応のラジオが望ましいです。

救急セット

避難や窓の破片など傷を負う可能性も十二分に考えられるため、持ち運びができる簡易的な救急キットは最低でも準備しておきましょう。

衛生用品

水がいらない歯ブラシセットやシャンプー。女性だと、生理用品なども準備しておきましょう。

携帯トイレ

トイレが使用不可になる可能性も考えられるため、備えておくほうがいいでしょう。また、ペット用の商品もあります。

防寒グッズ

冬の場合や、雨に濡れながら避難した場合など低体温症になる可能性があるため、アルミシートやカイロなど備えておきましょう。

熱中症対策グッズ

停電によりエアコンが停止してしまう場合もあります。熱中症対策のために、瞬間冷却パックやスポーツドリンクの粉、携帯用扇風機なども備えておきましょう。

現金(小銭含む)

停電が起きた場合、キャッシュレス決済やATMが使用不可になることもあります。その場合、お札だけでなく小銭がないと何も買えなくなるため、小銭も備えておきましょう。

生活用水

長期の断水が起こった場合は、飲料水だけでなく、身体/食器を洗う用などの生活用水も必要になります。また、支援される水の運搬用にポリタンクなども備えておくとより良いでしょう。

カセットコンロ

ガスボンベ

長期の被災生活の場合、保存食や非常食ばかりだと栄養の偏りなどが起こります。

また、冬の場合温かい食事を取ることにより体を温めることもできます。

【実体験録】あってよかった台風対策グッズの体験エピソード

ここからは、実際に被災された方台風対策グッズを活用した際のエピソードを引用していきます。

なぜ、そのアイテムが必要なのかイメージがつきにくい方は、こちらのエピソードを読んでみてください。

ハザードマップ

長野市洪水ハザードマップでは、千曲川の川岸近くにびっしりと赤い丸がついています。これは「氾濫流による家屋倒壊等」の想定されるエリアなのです。今回の千曲川の決壊でも、建物が流されてしまって、土台しか残っていない地域でした。

(中略)

でも、残ってしまう人がいるんです。何十年もこの地に住んでいるお年寄りは、自分の家から離れるのをすごく嫌がります。あの時、夜中の1時過ぎに消防団が避難を呼びかけるために、半鐘を鳴らし続けました。それでも2割ぐらいの方が逃げませんでした。なぜ早くから逃げないといけないのかを分かってもらいたいです。100回逃げて100回空振りでも、101回目に、「避難していて助かった」と言えれば良いのだから。

60代 男性 元地区役員

引用:内閣府 > 100回空振りでも、101回目は助かるように

動きやすい靴

当時、私の家の後ろから大きい道路のほうに出るまでは、長靴に水が入るほど道路が水没しているものだから、歩こうにも歩けないのです。それに、水の勢いというものがありますから、避難は本当に一生懸命でした。

やっぱり長靴に水が入ると重とうてね。ゴボッ、ゴボッとなって、歩かれんのですよ。ああいう時には、かえってズックとか地下足袋 ※ とかのほうが歩きやすくて、避難するのに適していると今ではそう思いますね。

でも、その時はそういう発想が浮かばんのですよ。大雨の時は最初長靴で作業しているでしょう。その続きで長靴が離れんようになってしまうのです。

※地下足袋(じかたび)とは、足の裏にゴム底がつき、足の指が親指と残りの二股に分かれている作業労働用の足袋のこと。

防府市 60代 男性

引用:内閣府 >「水の入った長靴は「ゴボッ」

防寒グッズ

廊下をバケツがドンブラコと流れるあり様でしたから、急いでベッドのマットレスなどをつなぎ合わせて水の流れをくい止めました。

それでも、その下からサーッと水が入り込んできます。利用者さんを車イスに載せ、下半身はごみ袋に足から入ってもらう形にして上からバスタオルで巻いて、上半身はごみ袋を頭と腕が出るように切り取って、ポンチョのようにすっぽりかぶっていただきました。

とにかく体を冷やしてはいけないとその場で考えついたものですので、利用者さんも救助されるまできつかったと思います。みんな無事でよかったです。

奄美市 50代 女性 養護施設職員

引用:内閣府 > 必死で守った利用者の命~ごみ袋のポンチョで体を温める

救急セット

足の付け根まで一本丸ごと、すごい内出血でした。「どうしたんですか?」って言ったら、「マンホールの蓋が浮いていたのに、泥水で見えなくて、落ちちゃった」と言うのです。「バコーンッと片足落ちて、『マンホールだ!』と思って自力ではい上がった」とも。表面上傷は無いけれど、ものすごく赤く腫れていて、ちょっと熱があるような感じだったので、足を冷やしてあげてから、病院に行くよう勧めました。

お母さんって、被災して片づけをしながらも、ちゃんと家族に3食食べさせなきゃいけないっていうことがあるから、気にはなるんだけど自分のことはさて置いて、という感じになっちゃうんですね。

痛かったと思いますよ、本当は。けど、耐えとったんよね。別れ際に、「ちょっと安心した」と、奥さん。そのひと言が心に残りました。

山陽小野田市 30代 女性 看護師

引用:内閣府 >「マンホールに片足バコーン」 : 防災情報のページ – 内閣府

車載用ハンマー

雨がきつかったので、水しぶきだけしか見えないような状況で、ヘッドライトをハイにして走っていて、何の疑いもなくアンダーパス*を通り抜けようとしたんです。そうしたら、あれよあれよという間にハンドルが効かなくなり、車に水が入ってきて、前のドアが開かなくなり「どうしようかな」とあせりました。ハンマーも積んでませんで、後ろの席に行ってドアをクッと開けたらちょっとだけ開きましたので、脚をはさみ込んで、スルッと体を抜くようにして車の外に出たら、もう胸の下ぐらいまで水が来ていて、這うようにして手前の信号の方に戻りました。

後で考えると背筋の寒くなる話で、今では、ハンマーもちゃんと買って、運転席からすぐ取り出せるようダッシュボードの中に入れています。

*アンダーパスとは、交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周辺の地面よりも低くなっている道路のこと。

宇治市 50代 男性 市役所職員

引用:内閣府 >緊急呼び出しで車で出勤~アンダーパスに突っ込み間一髪で脱出~

そもそも台風とは?

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

引用:気象庁 > 気象庁|台風とは

ハリケーンやサイクロンとは何が違う?

台風やハリケーン、サイクロンなど熱帯性低気圧にはいくつかの種類がありますが、これらの違いは主に、発生する場所によって呼び名が変わります

基本的には、勢力の強い熱帯低気圧のことを指していて、詳しくは次の通りです。

  • 台風:東経180度より西の北西太平洋および南シナ海で日本の分類です。
  • ハリケーン:北大西洋カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北太平洋東部
  • タイフーン:北太平洋西部
  • サイクロン:ベンガル湾、北インド洋

また、台風とタイフーンは、発生地域に重があるですが、最大風速の基準が異なります。台風は、最大風速が毎秒17.2m以上、タイフーンは毎秒32.7mのものを指します。

備える対策グッズについては大きな違いはないでしょう。

台風から想定される被害とは?

主に台風による被害は、強風による風害大雨による水害です。

その他にも、高潮害や波浪害、火災などもあります。

特に昨今では毎年必ず、日本のどこかの地域で、台風による深刻な被害が報告されています。

令和元年に関東一帯に甚大な被害をもたらした、令和元年東日本台風は記憶に新しい方も多いでしょう。

台風から想定される主な被害は以下が挙げられます。

  • 停電や断水などのライフラインの断絶
  • 河川の氾濫による家屋の浸水
  • 豪雨による土砂災害(土砂崩れや地滑りなど)
  • 飛来物による窓の破損や電柱の倒壊などに伴う人的被害

台風の備え方「自宅と避難別にご紹介」

ここまで読んでいただいた方は、
「防災グッズを準備するだけでいいの?」
「他に何かできることはないのか」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからは、そんな方々のために具体的に自宅避難する場合と外に避難する場合の2つの避難シーンごとに備え方をご紹介します。

自宅で避難?外に避難?判断の基準

自宅避難か避難所など家の外へ避難するか判断するためには、判断材料を知っておくことが必要です。
一般的な判断軸として、みなさんが思い浮かべる軸は、気象庁が発令する防災気象情報ではないでしょうか。
その他にもご自身で判断する際に、材料となる情報元をいくつかリストアップします。
以下で箇条書きにしていることは、簡単にできる判断軸の一つになるでしょう。

事前に確認しておくこと

台風の3日前から前日までに確認しておくこと

  • 台風の予報情報を気象庁|台風情報で確認する
  • 家族のスケジュールや、学校や職場、公共交通機関の運行方針などを確認しておく。

台風当日に確認すること

上記リストアップしたサイトだけでなく、スマートフォンでダウンロードできるアプリも多くあります。
いざという時に迅速に対応できるように、まずはサイトをのぞいてブックマークしてみてください。

自宅で避難する場合

自宅で避難を行うことを在宅避難と言います。在宅避難を行う場合に、最低限備えておくべきことは以下の4点です。

  • 窓の補強や家具/家財の配置を見直す。

飛散防止フィルムを使用して窓の補強をされている方もいらっしゃるでしょう。飛散防止フィルムは窓が割れる際にガラスが飛び散ることを防ぎます。また、もしこれから来る台風で1階の床上浸水を被るとしたら、どの家具/家財からどこに移動させますか?
防災を行うことも重要ですが、同様に重要な考え方として減災があります。
減災とは、被災した場合いかにして被害を減らすのかということです。
これからは、減災の視点も取り入れて日常生活から自然災害に備えましょう。

  • 非常食や飲料水を備蓄する。

非常食だからといって、5年保存〇〇などといった備蓄食が絶対に必要というわけではありません。皆さんが日頃食べているインスタントラーメンやパスタなどの乾麺、クッキーやビスケットなど消費期限が数ヶ月持つ食品も立派な非常食になります。
非常食として販売されている商品は、調理不要で食べられたり、コンパクトで軽量化されていたり、被災した場合を想定して作られている商品も多いですが、普段から自宅にある加工食材を活用できるという点からも、カセットコンロとガスボンベを合わせて用意しておくことが好ましいです
また、飲料水だけを備えておくだけでなく水を運搬できるポリタンクなどがあると役に立ちます。

  • 自宅の屋根や付近の側溝をメンテナンスしておく。

家の中の備えは万全という方も、忘れがちな自宅周辺のチェックです。
一軒家の場合、屋根瓦がぐらついていたり、庭にホースや看板など飛びやすいものが置いていたりするご家庭もあるでしょう。
また、自宅周辺の側溝はゴミや落ち葉が詰まっていませんか。
側溝の詰まりは、排水能力を下げるので、浸水被害に繋がります。
地震と違い台風は予め予想できるため、通過しそうな時は、飛ぶそうなものは家の中に入れておいたり、こまめに側溝を掃除しておくようにしましょう。

  • ハザードマップを見て自宅の災害リスクを確認しておく。

そもそも自宅にどのようなハザードリスクがあるのかをハザードマップを見て確認しておきましょう。居住階まで浸水するリスクが低く、土砂災害や高潮のリスクがない場合は、在宅避難することが可能です。各地域のハザードマップは、国土交通省が管理するわがまちハザードマップから確認することができます。

家の外に避難する場合

避難所など、外に避難する場合は、どれだけ迅速に避難できるかがとても重要です。避難所などへ避難するケースは大きく2つに分けられます。

  • 自宅に被害が出る前に避難する場合
  • 自宅に被害が出てから避難する場合

前者の場合は、まだ比較的安全に避難できる可能性が高いですが、後者の場合はかなり危険です。
なぜなら、後者は台風による風雨がかなり強くなっている中での避難になるからです。
すでに、洪水が起こっていたり、飛来物があったりするかもしれません。
そのため、避難する場合は、被害が出る前に避難することが重要です。

  • 非常持ち出し袋の作成 / メンテナンス

迅速な避難が重要だからといって、着の身着のままで避難するとその後が困るでしょう。
食べ物、衛生用品、着替えなど避難する際に必要なものを事前にまとめましょう。
また、非常持ち出し袋を作っておくだけでなく、季節ごとなど一定期間で中身のメンテナンスを行いましょう。
例えば、非常食の賞味期限やライトがしっかり点灯するかなどです。
また、非常持ち出し袋をどこに置いておくのかも重要です。
普段使わないからといって、押入れの奥にしまっておくといざという時に出すのに時間がかかります。
一般的に置き場所として言われている場所は、寝室や玄関です。
人それぞれ家の作りなど違うため、一概に上記の場所がいいとは限りません。
置き場所で悩んだ時は、
「実際に避難するときにどのルートを使って外に避難するのか」 
「パッと取り出せるところはどこなのか」
などをあなたのご自宅や職場に当てはめて考えてみてください。

非常用持ち出し袋については、以下の記事を参考にください。

【保存版】防災リュックはどこに置く?正しい置き場所&ダメな場所も解説!

2019.06.01

引用:首相官邸 > 災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

  • 避難ルートや避難所の確認

まずは、あなたがお住まいの自治体HPなどを用いて、避難所の場所を確認しましょう。
そして、重ねるハザードマップなどを用いてご自宅から避難所までのルートの間で危険エリアや通行止めになりそうな道を確認しましょう。
また、朝や昼、夜と時間帯を変えて実際にご自分で決めて避難ルートを歩いてみる暗な道などその他のリスクが出てくるかもしれません。
ご自宅が確認できた方は、職場や学校の周囲なども調べてみてください。

  • 迅速に避難するための判断方法を考えておく

非常持ち出し袋の準備も、避難ルート、避難所の確認ができて安心してはいけません。
台風が来た時どのように情報収集をして判断するのかを、予め考えていないと焦りや恐怖で冷静な判断ができないかもしれません。
実際に被災された方のなかには、パニックに陥った方もいらっしゃいます。
風や雨が強くない時に、できるだけ早く避難できるように、本章の冒頭でリストアップしたサイトなどを用いて、判断基準や方法を決めておきましょう。

台風対策のチェックリスト

台風対策で行なっていることですが、地震や停電などでも生かせる点もあります。
この機を活用して、防災力を高めていきましょう

【自宅】避難チェックリスト

□ご自宅周辺の側溝や排水溝の掃除

□家の屋根の確認、補強(瓦がゆるくないか、雨漏りしていないかなど)

□ベランダや庭に飛びやすい物を置いていないか。移動させる場所はどこか。

□窓に飛散防止フィルムなど補強してあるか。

□窓の鍵や雨戸、カーテンはしっかり閉めてあるか。

□非常持ち出し袋や防災グッズの準備は十分か。

□懐中電灯やランタンなど光源確保はできているか。

□スマホ、モバイルバッテリーなどの電源確保はできているか。

□ラジオやスマホアプリなど情報収集方法は決まっているか。

□緊急時について家族と話し合いをしているか。

【家の外】避難チェックリスト

□ハザードマップや自治体の防災マップを確認しているか。

□非常持ち出し袋は準備できているか。

□非常持ち出し袋の置き場所は適切か。

□避難所までの避難ルートを複数用意しているか。

□避難ルートを時間帯や天候など変えて、実際に通ってみたか。

□家族などと連絡手段の話し合いはできているか。

□いつ避難するかなど、それぞれのマイタイムラインが作成できているか。

上記が行えていれば、万全の準備と言えるわけではありません。災害はいつどこで襲ってくるか全く予想できません。
常に気を張って生活しなければならないわけではないですが、季節ごとに1回チェックリストをもとに振り返ってみたり、あなたや家族とチェックリストを更新したり、活用してください。

台風対策の備えの行動を

本記事でお伝えしてきた通り、台風は事前にきちんと対策をすることで被害を最小化することが可能です。ここからは是非行動にうつしてほしい2点の行動の紹介です。

マイタイムラインの作成

マイタイムラインとは、「旅のしおり 災害版」の様なモノです。
台風などの災害に対する行動計画表です。
マイタイムラインを、家族で話し合って事前に作成することをできておけば、「いつ」「誰が」「何を」しないといけないことが明確になるので、いざ台風が来た際にも慌てることなく、行動しやすくなります。
最近は学校教育の一環で作成するご家庭も増えているみたいですが、是非ご家庭で作成することをお勧めします。

マイ・タイムラインとは住民一人ひとりのタイムライン(防災行動計画)であり、台風等の接近による大雨によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。

引用:国交省 >マイ・タイムライン

引用:東京都  >手書きで作るマイ・タイムライン

ご家庭にあった防災対策を

住んでいる地域や建物、ご同居されている方の状況などによって、必要な対策は変わってきます。
パーソナル防災サービス「PASOBO」では、10問程度の質問に回答するだけで、警戒すべき災害リスクを可視化し、それぞれに合った防災対策や防災グッズを提案してくれるサービスです。一人一人にあった最適な防災グッズを購入することが可能ですので、是非ご確認ください。

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