2019.08.21

防災用品チェックリストを一次、二次避難と自宅備蓄で紹介

written by admin

災害大国である日本は、いつどのような災害が発生するかもわかりません。
そのために、日ごろから防災用品を用意しておいて災害に備えたい、と考える人も多いでしょう。

防災用品の備えは、なんとなく水や食料を備蓄しておく…とイメージできる人もたくさんいますが、実際にどのような防災用品をどれだけそろえていいか分からないことも多いです。

実は、防災用品は一次避難、二次避難、そして自宅備蓄用とそろえておくべきシーンが3つあり、選ぶ防災用品も異なってきます。

そこで今回は、そろえるべき防災用品のチェックリストを、一次避難用、二次避難用、自宅備蓄用で紹介しています。

あわせて、防災用品の上手な選び方も紹介していますので、今日から災害への備えをしておきたい人はぜひ参考にしてください。

防災用品チェックリストを作るべき目的とは

防災用品はただやみくもにグッズを購入していくだけでは、確実にそろえられません。
まず必要な防災用品を確実にそろえる上で、防災用品チェックリストを作るのが必須となるのを覚えておきましょう。

まずは防災用品チェックリストを作る3つの目的を紹介します。

  • 防災用品のシーンごとに過不足なくそろえるため
  • 実際に使う人によって必要となる防災用品が異なるため
  • 備蓄した防災用品を管理するため

防災用品チェックリストの目的その1:防災用品のシーンごとに過不足なくそろえるため

防災用品は過不足なくそろえるために、チェックリストを作るのが必須になります。

防災用品を備蓄するには、一次避難用、二次避難用、自宅備蓄用の3つの避難シーンで備蓄をしなければいけないため、それぞれでチェックリストを作って過不足なくそろえるようにしましょう。

チェックリストをそろえておけば、防災用品の不足だけでなく重複も防げます。

どこからどこまで防災用品を用意したかも一目瞭然のため、チェックリストを作ったうえで防災用品の備蓄を始めましょう。

防災用品チェックリストの目的その2:実際に使う人によって必要となる防災用品が異なるため

防災用品をそろえても、実際にその防災用品を使用する人によって必要となる防災用品は異なってきます

例えば女性なら生理用品が必要になりますし、普段杖やメガネを使っている人、常備薬がある人などは、それらもそろえなければいけません。

一般的な防災グッズをそろえていても、自分が生きる上で必要なものをつい忘れてしまう、ということもあります。
自分にとって必要なものを過不足なくそろえるためにも、チェックリストを作りましょう。

また家族と一緒に避難する人なら、家族分の防災用品を用意しなければいけません。
その場合も、家族の年齢や性別によっても必要となる防災用品がそれぞれ異なってきます。

大人それぞれで必要なものを把握するだけでなく、赤ちゃんや子どもなどの防災用品チェックリストを作成してそろえるようにしましょう。

防災用品チェックリストの目的その3:備蓄した防災用品を管理するため

備蓄している防災用品は、ただ備蓄しておくだけでなく災害時にきちんと機能するかを定期的にチェックするのも重要になります。

例えば、水や食料は賞味期限や消費期限をチェックしておかないと、災害時に賞味期限切れなどで使えない場合もあるでしょう。

水や食料は家庭の中で消費しつつ備蓄する、ローリングストックが有効となります。

ローリングストックを含めて、備蓄した防災用品の管理や定期チェックのときにも、チェックリストが役に立ちます。

一次避難用の防災用品チェックリスト

一次避難用の防災用品チェックリスト

一次避難とは、今自分がいる場所が危険になった場合、安全な場所に避難するための避難を指します。

一次避難用の防災用品は、安全な場所にたどりつくまでに必要な、1日分の命をつなぐものや自分の命を守るものをそろえておきます。

一次避難用の防災用品チェックリストは以下の通りです。

1日分の水と食料 500mlペットボトル×3~4本

携帯食3食分

迅速な避難に必要なもの ヘルメットまたは防災頭巾

レインコートまたはレインポンチョ

懐中電灯またはLEDヘッドライト

正しい情報を得るために必要なもの スマートフォン

スマートフォンの充電器やモバイルバッテリー

防災ラジオ(乾電池式なら乾電池も一緒に)

1日分のトイレ 1人あたり7~8回分の携帯トイレ
衛生管理のために必要なもの 応急セット(ばんそうこうや包帯、消毒液、ピンセットなどのツール)

ウェットティッシュ

貴重品や身分証明書 免許証や保険証のコピー

預金通帳のコピー

現金(小銭含む)

自分に必要なもの メガネ、杖、生理用品、常備薬など自分が生きていくうえで必要なもの
家族に必要なもの 赤ちゃんや子どものものを一緒に入れる場合。

ミルクセットや幼児食など

これらの防災用品を非常持ち出し袋の中に入れて、いつでも取り出せる場所に置いておくようにしましょう。
自宅ならリビングや玄関口などが置き場所になります。

さらに、迅速な避難が必要となるため防災用品は必要最低限のものを厳選したうえで用意しておきましょう。
不用な防災用品を多く用意してしまうと、体に背負う負担となり避難の妨げとなる場合があります。

また、働いている人は職場で災害に合う場合もあります。
職場用の一次避難の防災用品も用意しておくようにしましょう。

その場合、あらかじめ職場で帰宅困難者用の支援用品や、職場にとどまるさいに必要になる防災用品を備蓄している場合もあります。

まずは職場にどのような備蓄があるかどうかをチェックしたうえで、自分にとって必要なものがないかどうか確認しながらチェックしましょう。

職場用の一次避難や帰宅困難用に備えておく防災用品チェックリストは以下の通りです。

1日分の水と食料 500mlペットボトル×3~4本

携帯食3食分

迅速な避難に必要なもの ヘルメットまたは防災頭巾

レインコートまたはレインポンチョ

懐中電灯またはLEDヘッドライト

はきなれた靴

正しい情報を得るために必要なもの スマートフォンの充電器やモバイルバッテリー

防災ラジオ(乾電池式なら乾電池も一緒に)

1日分のトイレ 1人あたり7~8回分の携帯トイレ
衛生管理のために必要なもの 応急セット(ばんそうこうや包帯、消毒液、ピンセットなどのツール)

ウェットティッシュ

貴重品や身分証明書 免許証や保険証のコピー

預金通帳のコピー

厳禁(小銭含む)

自分に必要なもの メガネ、杖、生理用品、常備薬など自分が生きていくうえで必要なもの

職場用として用意しておく一次避難用の防災用品は、自宅用とほぼ変わりません。
ここで気を付けるのが、靴を用意しておくことです。

特に、職場ではスーツやオフィスカジュアルスタイルのため、男性なら革靴、女性ならパンプスなど歩きにくい靴を履いている場合も多いです。

いざ災害が発生して帰宅困難者になった場合や、徒歩で移動が多くなる場合に履きなれたくつがあれば自宅や避難先への移動が容易になります。

非常持ち出し袋の中に入れた防災用品とともに、履きなれたくつを用意しておきましょう。

二次避難用の防災用品チェックリスト

二次避難とは、災害発生後に自宅が被災して住めなくなったなどの理由で、しばらく避難所や避難先で生活するために必要になる備蓄を指します。

二次避難用の防災用品チェックリストは以下の通りです。

救援物資が到着するまでに必要なもの 3日分の水や食料

生理用品 など

避難先での生活を快適にするもの エマージェンシーブランケット
目隠しポンチョ(しきりにも使える)

エアーマット

寝袋など

食事するためのもの マルチツール

紙皿+ラップやアルミホイル

ガスコンロなどの火器

体を清潔にするもの 歯ブラシ

ドライシャンプー

ウェットティッシュ など

ライフライン復旧までに必要なもの 簡易トイレ3日分(21回分くらい)

ウォータータンク

ランタン

懐中電灯

携帯カイロ など

これに+一次避難用の防災用品を合わせて用意しておきましょう。

二次避難は、できるだけ生活を快適に過ごすための生活用品を中心にそろえておきます。

また、避難先では救援物資が支給されたり、不足しているものは店舗で購入したりもできますが、ライフラインや物流が復旧するまでにはおよそ3日かかる場合があります。

そのため、ライフラインや物流がストップしている間でも生活できるように、3日分の食料や水、生活用品を中心にそろえておきましょう。

長期的な避難を踏まえて、生活用水用のウォータータンクや、プライバシーを保護するための目隠しポンチョやついたてなども必要になります。

自宅備蓄用の防災用品チェックリスト

自宅備蓄用の防災用品チェックリスト

災害発生後、自宅は問題なく住める場合は自宅避難をすることになります。

自宅避難では、物流やライフラインが復旧するまでできるだけ快適に過ごせるための防災用品を用意しておくことが重要です。

自宅備蓄用の防災用品チェックリストは以下の通りになります。

3日分(できれば一週間分)の水と食料 1.5Lペットボトル飲料水数本

食料(アルファ米やレトルトなども選択肢に入る)

3日分(できれば一週間分)の生活用品 紙皿

トイレットペーパー

歯ブラシ

ドライシャンプー

など備蓄できる&ライフライン復旧まで使えるものを普段から備蓄する

自宅避難のさいにも、物流やライフラインが復旧するための最低3日間を過ごせるための防災用品をそろえておくことになります。

最低3日分の水や食料、生活用品をそろえますが、大規模災害を踏まえてできれば1週間分の防災用品をそろえておくことが推奨されています。

防災用品チェックリストを活用して今日から備蓄を始めよう

防災用品をそろえるには、避難シーンや一緒に避難する人の有無、実際に避難する人によって必要となる防災用品は異なってきます。

そのため、防災用品チェックリストをまず作成したうえで、過不足なく防災用品をそろえていきましょう。

防災用品チェックリストを作成すれば、防災用品をそろえるときだけでなく、その後の管理にも役に立ちます。