大雨と洪水の防災・対策ポイント

豪雨災害防災対策ポイント
防災博士
やあ、諸君。私は防災博士だ。 今回は大雨や洪水の対策について正しい防災準備や知識を君たちに教えていこう!

01. 大雨と洪水が起こるまえの準備

防災博士
大雨は他の災害と違って、気象情報から起こることが事前に予測できるね。 けれども予想を超えるほどの大雨や短期間に集中的な豪雨によって、家が浸水してしまったり避難が遅れて家に取り残されることが増えていることは知っているかい? 対策によって被害を抑えることができるから、

浸水対策

①土嚢、水嚢で浸水を防ぐ

浸水対策土嚢 洪水の時、玄関からの水の侵入はもちろん、トイレや浴室、キッチンなどの排水溝から逆流した水が溢れる場合があります。 逆流した水は下水を含み、感染症の恐れもあります。   その際に非常に便利なのが、土のうや水のう。 特に水のうは作り方が非常に簡単で、土のうと比べて片付けの手間もかかりません。 家庭にあるものですぐにできるので、台風や豪雨の前に作って玄関・トイレ・浴室・キッチンに水のうを設置しましょう。 作り方から、ダンボールやビニールシートとの組み合わせ方法、実際の配置まで解説してくれている動画はコチラ

②家の周りの雨水ますを綺麗にしておく

家の周りの雨水ますが物で塞がれていたり、ゴミが詰まっていると道路の雨水が流れこまず、その周辺で浸水がおこる可能性が高くなります。 鉢植えや、車のために置いている段差プレートなどで意図せずに塞いでいる可能性もあるので、大雨や台風前に確認するようにしましょう。 また、日頃から家の周りを掃除する際に、ゴミを雨水ますの穴に入れてしまわないように気をつけましょう。

防災リュックの準備

防災博士
浸水対策ができたら、次は避難することになった時もすぐ持ち出せる、防災リュックの確認をしよう。 避難所に行けば最低限のものはあるかもしれないけど、支援物資が届くのに時間がかかる可能性もある。 最低限必要なものじゃなくても、個人的には欲しいというものは誰しもあるけど、緊急時は心理的に言いにくくなる。 自分が必要なものは最低限はもっておこう。 地震に限らず使える防災リュックの準備はここから確認しよう。

【完全版】手作り防災リュックの中身

2018.12.30

02. 大雨・洪水発生時

豪雨発生時のシュミレーション

防災博士
豪雨で身動きが取れなかったり、家族と別々に避難しないといけない状況になるかもしれないよね。 災害時にはアクセスが集中して電話やインターネットが繋がりにくくなることもあるんだ。 できるだけ複数の連絡手段を把握しておくことで、繋がる確率が高くなるぞ。

「既読機能」が活躍するLINE

災害時にもっとも確実に安否確認ができるのが「LINE」です。 東日本大震災のあと、大事な時の”ホットライン”としても使えるようにという意味を込められてLINEは立ち上がりました。

相手が読んだことがわかる既読機能に加えて、災害時にはタイムラインに自分の状態を報告できるLINE災害連絡サービスが公式アカウントから送信されます。LINE地震時安否確認報告出典:携帯通信所

また、家族でLINEグループを前もって作っておけば安否確認も素早く行うこともできます。

スマホじゃないなら災害伝言用ダイヤル「171」

SNSを使い慣れていないという方は災害伝言用ダイヤルが使えます。 相手の電話番号を把握しておかなければならないためLINEと比べて少し不便ですが、「171」にかければ音声案内にしたがって比較的簡単に音声メッセージを残せるので、高齢者の方なども使うことができます。 ですが、スマホを使っていない相手との安否確認の際は171がもっとも繋がる確率が高いといえます。 番号は171=「いない」で覚えましょう。

災害用伝言ダイヤルセンター仕組み図出典NTT東日本

避難するときの警報の見方

防災博士
早めの避難が大事なのはわかっているが、そもそも避難するべき基準がわからない、という方も多いのではないだろうか。 これを見れば避難するべき基準がわかるはずだ。 この基準を頭に入れておき、状況に応じて柔軟に行動しよう。
地域ごとに避難情報が流れると思いますが、その名称ごとの対応を把握しておくことは、避難の判断を下す際に非常に重要となります。 情報ごとの対応は以下の通り。

避難情報の種類と対応図参考:トクする防災!避難の心得(基本編)

避難勧告は「一刻も早く避難する」ことを意味する情報です。 人間は、何か非日常の出来事が起こった時でも大丈夫だと感じてしまう「正常性バイアス」という心の動きを持っています。 これは生活においてストレスを感じすぎないようにするための心の防御反応なのですが、災害の避難においては「逃げ遅れ」を誘発する原因となってしまいます。   東日本大震災での津波による被害の多くは、避難の逃げ遅れが大きな原因となっています。 台風が近づいている時は「大丈夫」と思い込まずに、早めの避難をすることが命を守ることに繋がります。

避難する時に気をつけること

防災博士
じゃあもしも君がいるところで、 今大雨・洪水が起こっているとき、どういう風に避難するのが正しいだろうか? 今度は避難の時に気をつけるポイントを軽く説明するぞ。 簡単なことだが知っていると落ち着きを取り戻せたりするなど、精神的にも安心することができるんだ。

避難の際は、基本的に複数人で行動する

集団での避難 一人で避難してしまうと、トラブルに巻き込まれてしまった時に助けを呼ぶことができません。 家族や近所の人などとできれば複数人での避難を行うようにしましょう。

冠水している道路は棒をつかって歩く

冠水道路からの避難 冠水している道路は、マンホールや側溝のふたが外れて転落する可能性があって危険です。 避難の際にやむを得ず冠水箇所を移動する場合は、傘などの棒で地面を探りながら避難してください。

状況に応じて早めの避難を行う

土砂災害 避難
避難は夜間に行うと危険です。できるだけ昼間の避難が好ましいです。 また、家に高齢者や障がい者など、避難が困難な人がいる場合は早めの避難を心がけましょう。 近所に独り身の高齢者などがいた場合は、声をかけて地域で助け合って行動するようにしましょう。

長靴だと水が入ってくるので運動靴で避難する

大雨洪水避難運動靴 浸水が進んでくると、長靴自体が全て水に浸かってしまって非常に脱げやすくなります。 一度脱げてしまうと再び探すのは難しく、怪我の危険も増してしまいます。 運動靴で脱げないように紐をしっかりと結んで避難するようにしましょう。

大雨と洪水の知識・行動まとめクイズ

防災博士
正しい知識は身についたかな? それじゃあちゃんと理解できているか確認しよう!
Q1.浸水の可能性がある時は玄関を土のうや水のうで塞げば良い。正しい?
× 玄関からの水の侵入はもちろん、浸水時にはトイレや浴室、キッチンなどの排水溝から逆流した水が溢れる場合があります。 屋内なので、水のうで塞げば片付ける時にも手間がかかりません。
Q2. 玄関前を掃除して、集めたゴミは雨水ますの穴に入れた。正しい?
× 雨水ますは道路が水浸しにならないように水を流れ込ませる導線のようなものです。 そこをゴミで塞ぐと水が道路に溢れかえってしまう可能性があります。
Q3.雨がひどいが、土砂災害警報が出されていない。このまま夜に向けて雨が続く可能性が高い場合はどうする?
警報がでていなくても、避難が夜になる可能性がある場合や、高齢者・障がい者が身近にいる場合は安全になところに早めに避難しましょう。 また、夜までずっと雨が続く場合は特に危険です。
Q4.避難の際に、冠水している道路を移動しなくてはならない。どんな格好で、何に気をつけて移動するのが良いか?
長靴は水が入ってきて脱げる可能性が高いので、運動靴をはくようにしましょう。傘や棒などを持って、足元にマンホールなどの穴がないか確認して徒歩で移動するようにしましょう。 車はマフラーに水が入ると動けなくなるので極力避難の際には使わないようにしましょう。
参考:東京防災

03. まとめ

防災博士
どうだったかな? 被災した瞬間は誰もがパニックに陥りやすいけど、こんな風な知識を知っていることで生まれる、「正しい行動をできている」という自信は大きな安心に繋がるよね。 明日もしも災害が起こったとしても、君や、君の周りの大切な人たちが助かるように これからも私たちは正しい知識を伝えていくぞ。

要らない物を寄付しよう!

SAIGAI JOURNALでは、あなたの家の要らなくなったものを即時買取し、様々な団体に寄付します。あなたの家の要らなくなったもので、誰かを救いませんか?

1 個のコメント