2019.03.26

支援を考えている人たちへ(2018年7月10日)

written by 烈白川

 

 *「ボランティアです、大阪から来ました」

そう言うと「ほんとかい、ありがとうねえ」「ごくろうさま」と返してくれるんだ。ごくろうさまって、なんだよ。ほんとうに苦労しているのは、まちがいなくあなたたちのほうなのに。負けじと「とんでもないです。少しでも力になれればと思っているので、いつでも頼ってくださいね」と返してみる。目には目を、笑顔には笑顔を、希望には希望を、だ。

 

 

*こころだけが急いてしまって、そわそわとしてしまう。なにができるんだと胸を痛めてみたり、友人の投稿を見て焦ってしまったりしてしまう。ほんと、気持ちは痛いほどよく分かります。現地に入っているぼくがいうのもなんだけど、今はきっと待つべきときなんだよね。ぐっと耐えるとき。だいすきな人の言葉を借りると、時を見守るべき、だ。今はまだ情報も錯綜していて、指示命令系統が混乱しているのを、現地に入るとひしひしと感じる。みんなの心の焦りで、歯車がすこしずつすこしずつ噛み合わなくなっている。だから、ぐっと待ってみるんだ。それが噛み合えば、ぼくたちはちいさな力の掛け算で、たくさんの人の助けになることができる。

 

 

まずは、落ち着こう。しんこきゅう、しんこきゅう。すーっとして落ち着いたら、自分のできることをもう一度見つめてみよう。それが今必要なら、する。まだ必要じゃないなら、ぐっとこらえて待つ。要は、ちからの出しどころだよ。ぼくたちひとりひとりができることは小さいけれど、そのちいさな力は、ときに足し算にも掛け算にもなるんだ。

 

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今日も、わざわざよんでくれてありがとうございます。
今は被災された方に向けてではなくって、支援しようとしている人に向けて、発信するべきタイミングなんだよな。

 

 

 

(白川烈のDAYSTORYより)